【日々のエッセイNo.2】大人は『悩み』とともに生きる
人は皆誰しも悩みを抱えて生きている。
小さいことから大きいことまで、どんな人でも例外なくだ。どんなに明るくてポジティブで素晴らしくて尊敬する人でも。例外はない。
大人になるということは、常にある悩みを抱えながら、楽しく生きるということなだと思う。
将来何になりたいのか、締め切りまでのやらなければいけないことは果たして終わるのか、太ってきてしまったなど毎日毎日悩みは尽きない。そして悩みはループし続ける。
悩みはあるけど、空が綺麗、つくった料理がとても美味しかったと日々の小さな幸せを見つけて喜ぶ。悩みはあるけど、一旦映画や本を見て逃避しよう、没頭しよう。みたいに悩みは常にあるものとして、その上で人生を楽しく生きれる人が大人なのかなと思う。
私は、今まで、悩みを解決した先にしか、人生の楽しみはないと思っていた。だから人生を楽しむために、今は目の前の悩みを解決しなければと、一日中必死に考え、動いたりした。それに疲れるとYouTubeやインスタで生き方を説いた偉い人のスピーチや、自己啓発本の要約を見て、悩みを解決した気分でいた。次の日には必ずまた同じ悩みを悩み直すのだが。。。
悩みは常にあるもの、これからも一生ずっとそばにあるもの。それをやっと受け入れられる気がする。
その悩みを愛し、そしてその悩んでいる自分自体を楽しむことができれば、私はもう一つ大人の階段を登れるのかなと思う。