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「世の中に必要とされる価値ある企業を目指して」日合通信電線株式会社 細川社長インタビュー

前回に引き続き細川社長のインタビューをお届けします!
今回は、「社員に求めるもの」「今後会社が目指していくもの」についてお話していただきます!いったいどのような人材を細川社長は求めているのか…
全2回にわたるインタビューの2回目です!どうぞ、最後までご覧ください!

根底に夢を追いかけて仕事をする気持ち

ー御社に向いている社員はどんな方でしょうか。

「ものづくり」が好きな人ですかね。
やっぱりものづくりが好きな人って、発想力を持っているので、それが1番私の会社としては必要な人材だと思います。

ー逆に向いてないかもしれない思われる人物像はありますか。

将来の夢を持ってない人ですね。
「今日来て今日稼げたらええねん」という、言われた仕事をただこなすだけの人ですね。
やはり、「こんな夢があるからここで働いていこう!この商品を作りたいんだ!」という気持ちが大事です。
逆にそういう人が、夢を追いかけるために弊社を辞めますいうことがあっても、それは一切拒むつもりはありません。

ー夢を追いかけるためだったら応援するよということですか。

そうです!
その人が世の中で何か役に立つことがあれば、これが必ず巡り巡って、必ず我々の所にもいいものが返ってくるはずなので。
ですから、夢がなく、何をやっても同じだという考えの人は、弊社でやっていくのは逆に きついだろうなと感じます。
自主性を持って、「こんな商品作りたいから、ちょっとこういう挑戦をしてみたいな」と言える人の方が、ものづくりっていう面から考えてもいいですね!

心が豊かな社員になってほしい

ー現在の社員の皆さんに期待されていることはどんなことでしょうか。

やっぱり給料をたくさんもらって、金銭面も豊かになってもらいたいんですけども、それに比例して心も豊かになってほしいなっていうのがありますね。
お金は増えたけど、心が豊かでない人っていっぱいいるじゃないですか。
そうでなくて、この会社で働くと、なんか気持ちがすごいリフレッシュされたり、楽しいなって思ったりするようなものを持ってもらいたいですね。

ー心を豊かにとは具体的にはどのようなことですか。

例えば、仕事以外に、自分の好きな趣味、例えばジムに通うとか何でもいいのですが、資格を取るとか...
それを得た時には必ず心は豊かになるはずなんです。やっぱりステップが1つ上がるわけですから。
感動というものが大事だと思っていて、ご家族の誕生日を祝うということをするだけでも、心は豊かになっていくはずです。
ですので、会社で目標を決め、達成した場合には現金を支給したり、ビール券を渡すなど、社員に頑張りが反映するような仕組みもあります。

世の中に必要とされる価値ある企業を目指して

ー御社が目指されている今後のビジョンを教えていただけますか。

クライアント様に対しては、新しい発想力を作り出して、世の中に必要とされる価値ある企業を目指しています。
具体的に言うと、自然に分解する樹脂を開発をしたいですね。
巷で騒がれてるマイクロプラスチックの海洋汚染、電線ももしかしたら海に投棄されてるいうことも考えられますので、仮に投棄されても海水で自然分解するようなものを考えています。
また、アフリカなどでは銅線だけを取って鉄くず屋さんに売って、お金をもらうということをやっているようなんです。銅線の周りのビニールを剝がさずに。
やはりその煙には有害な物質も含まれますので、実用性のある有害な煙の出ない電線の開発をしていきたいという思いがあります。

ー従業員に対しての今後目指されているビジョンを聞かせてください。

今、年商が50億くらいなのですが、"年商100億"という業界トップの企業を目指したいなと思っています。
従業員の尊重を基本として、世界の人々の生活、文化に貢献する企業を目指したいですね。
これは、私1人が声を上げていても全然意味がないので、従業員が同じ気持ちになって、 1人1人が声を上げていけるような会社にしていきたい思っています。
また、従業員が持っている長所をしっかりと把握し、最大限に生かして環境に優しい製品を作りをして、世の中の人々に喜んで使ってもらいたいと思っています。

ーこのビジョンを実現されるために今されていることはありますか。

はい。
大体毎月東京や大阪で、電線やプラスチック、樹脂に関するセミナーや展示会が開催されているので、そういうものには、うちの技術開発の方に参加してもらい、「何かいいものあったら見つけて来てくれないか」と言っていますね。
また、電線業界だけでなく、異業種交流ができる催しにも積極的に参加して、違う業種がこういう樹脂作ってるなどという情報も積極的に取り入れてもらっています。

ー最後に、細川様の個人的な夢を教えていただいてもよろしいでしょうか。

「弊社の電線を世界中で使ってもらえるようにする」
これですね。
世界中を回っても、電線を見たら"日合通信電線"と書いてある。
ちょっとハードルが高すぎるのですが、10年前からずっと掲げている夢です。

最後に

今回、細川社長のインタビューを通して、従業員と共に良いものづくりをしていきたいという熱い想いを感じました!
大きな夢のお話も聞かせていただき、日合通信電線株式会社の今後の発展がとても楽しみです!


【前回の記事はこちら!】

【日合通信電線株式会社の社員インタビュー記事はこちら】


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