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【卒業生活躍情報】仙台駅にてポスター掲出中!



特定非営利活動法人キミノトナリさんが運営する、トナカフェせんだいをご存じでしょうか。


トナカフェせんだいは、困っている女性の強い味方となる存在です。
暴力や貧困、性被害など様々な事情で苦境に立たされている若年期の女性を支援する事業で、出入り自由、更に充電やWi-Fi、お菓子などを無料で提供するカフェスタイルの中で、気軽に同性のスタッフに相談することができます。
この事業は仙台市の事業ですが、特定非営利活動法人キミノトナリさんが運営を委託されて行っています。

↑詳細な活動内容

↑仙台市Webサイトにも詳細を掲載!





…note担当は正直に言うと、学校の授業で関わるまでこの活動について存じ上げませんでした。

が、知れば知るほど多くの人に知ってほしい、広めたいと思える、素晴らしい取り組みでした!

超・個人的な話で申し訳ないのですが、note担当もつい最近、家族の病気のことでソーシャルワーカーさんの力をお借りした身。
ソーシャルワーカーさんはnote担当の話を親身に聞いてくださり、こういう制度や補助が使えますよ、本来◯歳以上じゃないと使えないけど特例で◯の場合は使えますよ、申請を一緒にやりますよ、ご家庭に訪問してヒアリングしますよ…と的確かつあたたかい支援を下さいました。「一人で悩まないこと」「他者の力を借りること」「頼る先を知っていること」の大切さを身を持って実感しております。


暴力や貧困、様々な要因で孤立、そこから脱するために危険な場所に身を置く…と更なる負のスパイラルに陥ってしまう前に、トナカフェせんだいのスタッフさんが適切な支援を行ってくれるということであれば、頼らない手はありません。
仮に支援を求めないまでも、話を聞いてくれる存在がいるってめっっっっちゃありがたくないですか??



と、ここまで説明してきましたが、こんなに素晴らしい取り組みでも知らないことには頼ることができません。


ここで試されるのが、デザインの力です。








2023年度のグラフィックデザイン科(現クリエイティブデザイン科)の地域コラボ実習の授業。
講師の繋がりがありキミノトナリさんが来校、トナカフェせんだいをPRするための取り組みが始まりました。

学生の皆さんは、どんなデザインにすれば同世代へ興味を持ってもらえるか、代表の方から活動に対する想いを伺いながら、作成していきます。
コンペ形式で作品をプレゼンしていき、結果として学生さんのデザインがリーフレット、名刺サイズのカードの2種類で展開されることになりました。



Kawaii

カード、リーフレット共に仙台市からも正式に認可を受け、トナカフェせんだいさんの事業告知に活用されました!


そして昨年、2024年末。



卒業生のKさんが手がけたリーフレットのデザインがポスターとなり、仙台市地下鉄の仙台駅、広瀬通駅の女子トイレにて掲示されております!!!

うん、かわいい。かわいいね。
かわいさ、ほんとに大事。固い、重い内容であればあるほどデザインも引っ張られ、結果としてスルーされてしまうような内容になってしまいがちなのですが、Kさんのデザインはまず「かわいっ!」て目を惹きますからね。
そこから興味を持ち、ふむ、なるほど…と内容に目を向けさせられれば、デザインとしては大成功です。

利用者が県内でダントツで多い仙台駅、繁華街が近い広瀬通駅の女子トイレという広告の設置場所もターゲット層とマッチしていて効果的ですね。

そして詳細は省くのですが、実際にポスター化にあたり、また別のニチデ卒業生も仕事に関わっているという嬉しいご報告もありました。
卒業生が卒業生(同じクラス)のデザインを活用して仕事するの、すごい世界線ですね。


こちらのポスターは3月末まで掲載されております!
近くを通った際には、ぜひ足を運んでみてください。


改めて、今回素敵なご縁をくださった講師の先生、キミノトナリさま、デザインを手がけたKさん、ありがとうございました!


(終わり)

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