小説家になれない話

ぽつり、と呟くように書き始めます。
初めまして。久瀬 睡と言います。

小学生の時に初めて詩を書いて、十年以上が経っています。その時は毎日何冊も本を読んでいました。漫画、小説、新書、なんでも読んでいました。
でも今の自分は毎日何もせずに、本も読まずぐうたらな生活をしています。
今この瞬間もインターネットで動画を見ながらこれを書いています。小学生の頃は、特に何も疑わず小説家を目指していました。でもきっと、小説家になるには小説を読んでいなさすぎたし書いてもいなかったと思います。
だけど、それが当たり前だと思っていました。僕は何かをつくる人間になるとばかり思い込んでいました。

今、人生の夏休みの半分を終えて、それが全て空想だったことを実感しています。
実際に小説を書くことを学び、義務が生じた途端、僕は小説を書くことをやめました。
前期の課題も1作品提出せずに終わりました。

本当の僕は作家にもなる気がないし、大人にもなる気がない。
せめて、せめて文字を書くことくらいできる人間になりたいと思う。
高校時代には、noteで毎月日記をつけていたり、小説を書いたりしていました。
出来ていたはずなのに、出来ないわけがないんです。
僕くらいはまだ僕を信じていたいと思います。

これから、よろしくお願いします。

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