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手持ち絵の具①〜シュミンケホラダム編〜

こんにちは!日々です🐾
今回は手持ちのシュミンケホラダムの絵の具をご紹介します。8月21日から値上げが始まるので、気になっていた色を駆け込みで購入してきました。初めてシュミンケを買った当時は600円台とかだったような……今では余裕で1,000円を超えてくるから震えます🥺


シュミンケホラダムとは

シュミンケはドイツが誇る最高級絵の具メーカー。最高級透明水彩絵具ホラダムは高い安定性、緻密性、再溶解性と耐光性を備えた、最高品質の原材料のみを使用した一級品絵具です。
柔らかい水彩紙の上でも絵具の伸びが良く、パレット上で乾燥した絵具を再度使用することも可能です。

🎨手持ちのシュミンケホラダム

342バーミリオンライトは血色カラーとしてかなり愛用しています🍎なくなると一番困るカラーなので、常にストックを置いています。たっぷり水を含ませてそのまま単色で塗ったり、ジョーンブリヤンなどと混色したりして使ったり🖌️かなり透明感があり可愛らしい血色になるので少年少女の肌を塗るときにおすすめ。私は42歳の中年男性を塗るときにも使いますが…。

バーミリオンライト単色使用例

371ペリレンバイオレットは最近購入したカラー!好きなんですよねこういう色…!厨二心を擽られるのか、血液の色に使えそうな色は使わないかもと思っても大体買ってしまいます🩸

青の絵の具は全国共通人気カラーで、私は493フレンチウルトラマリンが大好きです。赤みがかった青、粒状化するという点が魅力ですね。パッケージの色が紫にしか見えないので、見つからない!とよく騒ぎます💧495ウルトラマリンバイオレットも好きですが、どちらかというと紫の仲間?シュミンケホラダムは青みが強いのですが、他のメーカーだと同じ名前でももっと紫なので不思議です。
510コバルトグリーンターコイズも最近購入したカラー。カラーチャートで見てたら好きな色だったので購入しました。購入したときは知らなかったけど粒状化するカラーだったので2倍嬉しい☺️

525オリーブグリーンイエローウィッシュも風景画を描く友人に勧められて購入。オリーブグリーン、色味的にはかなり好きな色味なのにあんまり持っていなかったのでこれから沢山使いたいな〜と思います。使いこなせるといいなぁ💭
528プルシャングリーン、そんなに使っていなかったんですが、こうやって並べてみるとかなり好きな色味です。510もそうでしたが、青緑系の絵の具はやっぱり魅力的ですね!

ブラウンの絵の具はもっぱら混色用に買っています。そして仕上げに線画を濃く溶かした絵の具でなぞるので絶対必要不可欠な万能色たちです☕️

スーパーグラニュレーティングカラーは高価なのでちょびちょび集めてましたが、値上げに合わせて4本買い足しました!913ボルケーノレッドや921デザートイエローなどは分離しても他の色味が出なかったり出にくかったりと買わなくてもいいかな?と思ってたのですが、値上げするって言われると今買っておいた方がいいよな…?となりついつい購入🥺赤と黄色の分離色は持っていなかったのでこれから重宝すると思います。943フォレストブルーと954ディープシーグリーンも最近購入。ディープシーグリーン、最近出たホルベインの大海に似てる…?と思ったら全然違いました。ステインカラーと粒状化色が逆っぽい感じ。
963グレイシャーグリーン〜983ツンドラバイオレットは人気色で言わずもがな綺麗な分離をしてくれます。ついつい乾くまでの分離の様子を眺めてしまいますね🙂‍↕️

🎨オーシャングレーが好きすぎる

私の一番好きな絵の具、分離絵の具最高峰(当社比)の990オーシャングレーについて語らせてください。

オーシャングレー単色使用例

ご覧くださいこの鮮やかさ…!深みもありピュアさのある鮮やかさが美しい!もうオーシャングレーを塗りたすぎて髪が青くない人物にも多用してしまいます。本当に好きすぎる…この世で一番好きなチューブです。まだ手に入るところもありますが、限定色なのでなくなったらどうしようかと今から頭を抱えています。混色で上手い具合に再現できたら良いんですが、今のところ納得できるものは作れていません😞スペインのアーティスト、Cesc Farreさんのために作られた色だそうで、描かれている海の絵がこれまた美しいんです…🌊オーシャングレーに出会うまで存じ上げないアーティストさんだったのですが、オーシャングレー愛好家として神様のように崇めています。オーシャングレーが好きすぎてオーシャングレーを単色使いしている絵は一目でわかるようになりました。オーシャングレー美しすぎるよ〜…!𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬…💌

絵の具を買うときの注意点

みなさんは絵の具を買うとき、どのように選んでいますか?事前にこの色が欲しいって調べてくる人もいれば、好きな画家さんの使用色、おすすめされた色を買う人もいると思います。私の場合、事前に調べることもありますが、画材屋さんのカラーチャートを見て突発的に買うことの方が多いです。が、そのカラーチャートっていつ塗られたものかわからないんですよね…!!年単位で塗り直してくださっている店舗もあれば、仕入れた時以降塗り直していないって店舗も多いです。ご存知の通り、絵の具は年々劣化していきます。色によって耐光性もまちまちですし、紙が劣化している場合もあります。カラーチャートでは理想の色だったのに実際に買って塗ると全然違う!ってことが多々ありますので、もしみなさんが絵の具を買う際は、事前に調べておくか、店舗のカラーチャートでピンときたものがあればネットでも調べてみるなどすると失敗が少ないかもしれません。私のnoteに出てくるカラーチャートはスキャナーを通しているので(できるだけ近づけるよう調整はしてますが)肉眼で見た色味と完全一致しているとは限りません🥲なので公式のだったり何人かの絵描きさんのカラーチャートを見てみるともっと確実かと思います!

今回手持ちのカラーチャートを作ってみて、私の絵の具を選ぶ基準がいかに粒状化するかどうかなのがわかってかなり面白かったです☺️日本の水彩作家さんはどちらかというと滑らかさを好むらしく、粒状化する絵の具は使い勝手が難しくて苦手意識を持つ方が多かったと聞きました。ここ何年かではグラニュレーションカラーなどかなり界隈が熱いことになっているので、水彩界隈にも流行があるんだな〜としみじみします。分離絵の具や粒状化絵の具がこれからも〜っといっぱい増えますように!

今回は以上になります!シュミンケホラダムは他のメーカーと比較するとお値段お高めですし絶対このメーカーじゃないとだめ!ってことはないのですが、シュミンケホラダムの使い勝手の良さを知ってしまうと中々他のメーカーに戻れず…!といっても他のメーカーの絵の具もバンバン使うんですが…!気になるお色味があったらぜひ値上げ前に購入してみてください☺️ここまでご覧くださりありがとうございました🌼

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