【Twitter活用⑤】「アカウント立ち上げとフォロワー 施策」
どうも、桜の開花とともに少しずつテンションがあがってきているテンプルウェストのSNSコンサルタントヒゲ太郎です。
(とはいえ、最近、地震多くないですか、、、ちょっとビビってます。)
さて、そんな様々なモーメントがトレンド入りしてTwitterを眺めているだけでも季節の移ろいを感じることができる昨今ではございますが、本日は、アカウント起ち上げ期におけるフォロワー向けの施策についてフェーズごとに分けて紹介できれば幸いです。
※モーメント:世の中の出来事、のようなもの
ここで、再度、確認をさせていただきたいことは「フォロワーを増やすことは手段であって目的ではない」ということです。
一方で、UGCが生まれていない状況下においてはフォロワーを増やすことで少しでも会話量を増やしていくことを並走する必要があると考えています。
今回は、アカウント立ち上げからフォロワー獲得までの流れを3段階に分けて具体的な施策をお伝えしていきます。
◆ソリューション①(フォロワー目安「0~999人」)
Twitterのアカウントを開設したら、まずは以下のことをやりましょう。
・ハンドル名(@XXX)の設定
アカウント開設直後は、ランダムな文字列で構成されていますので設定をし直してください。ハンドル名は、ご自身の名前や誕生日あるいは会社名をアルファベット表記すれば問題ないです。
(設定とプライバシー👉アカウント👉ユーザー名から変更します。)
・アイコンとヘッダーの画像設定
ヘッダー画像をプロフィールページでしていないアカウントが散見されますが、ユーザーに対してブランドイメージを伝えるための重要な画像となります。
また、社員の顔などを使って文字情報よりも、直接顔が見れることを意識してみてください。
会社の理念等を文字で設定される方も多いのですが、それは微妙です…
次に、アカウントの設定が完了したら、いよいよツイート開始です。
ユーザーとの接点をユーザーの生活行動導線上で繰り返し増やすことは、ブランドイメージを浸透させることにつながります。
これを、単純接触効果といいます。
ゆえに、社内でまずTwitterのオーガニック担当者を任命してください。
※オーガニック運用:プロモーション目的や課金がされていない、通常のTwitter運用のこと
そして、アカウントに人格をもたせることを意識しながら、各モーメントに合わせて投稿をしてください。
具体的には、まず以下がおすすめです。
・朝食:「おはようございますツイート①」
(朝食で何を食べたかを写真とともにツイートしてみてください。インスタグラムのように綺麗な写真である必要はありません。)
・出社:「おはようございますツイート②」
(会社の朝の風景や出勤中の道中で出会ったちょっとした発見を撮った画像や短尺動画とともにツイートしてみてください。)
・仕事中:「オフィスからのツイート①」
(毎朝のルーティーンや、デスクの写真、あるいはオフィスからの景観等をツイートしてみてください。)
・昼食/お昼休み:「ランチツイート」
(昼食に食べたものをレストラン情報とともにツイートしてみてください。誰と行ったかも重要なポイントになります。)
・仕事中:「オフィスからのツイート②」
(部署のメンバー紹介や、他部署の紹介を通して自社紹介をツイートしてみてください。)
・帰社:「おつかれさまでしたツイート①」
(一日の業務終了も他の社会人と共有できるモーメントです。「部長に怒られたから明日こそは!」といった誰でも共感できて、応援したくなるようなツイートしてみてください。)
・夕食:「おつかれさまでしたツイート②」
(業務終了後に、社員同士で飲み会がある場合にはそれもツイートしてみてください。ない場合には、帰路にあるコンビニスイーツや、夕食についてツイートしてみてください。)
・リラックスタイム:「テレビについてツイート」
(Twitterをしながらテレビを見ることが当たり前のこの時代に、トレンド入りしている番組に関してツイートすることも認知につながりやすいです。)
このように、Twitterは1日を通して朝から夜までよく使われるプラットフォームとなっているため、各モーメントに合わせてツイートを続ける必要があります。
もちろん、初めのうちはエンゲージメント(「いいね」や「RT」)も少なく心が折れそうになることもあるかもしれませんが、続けることが重要になります。
また、テキストも量を多くするだけでなく、絵文字等を活用して読みやすくなっていることや画像や動画も一緒にツイートされていることも重要になります。
とにかくユーザーに読んでもらうことを意識して投稿してみてください。
また、ユーザーからコメントや引用RTがされた場合には即日に反応するように心がけましょう。
Twitterはリアルタイムなプラットフォームであり、企業の公式アカウントから反応してもらえることはユーザーにとって予想外の嬉しいことです。
◆ソリューション②(フォロワー目安「1,000人~4,999人」)
フォロワーも増えてきたら、上記に加えて積極的にユーザーに対して反応をしていきましょう。
具体的には、自社と関連性があるツイートや有名人のツイートを検索して自社アカウントから反応をしていくことが考えられます。
ここでいう関連性というのは、自社の商品/サービスとの関連性のみならず、自社アカウントの持つ人格との関連性等も考えられます。
◆ソリューション③(フォロワー目安「5,000人~」)
認知も高まってきたら、キャンペーン系のやや広告色がある投稿もオーガニックでツイートしても良いです。
具体的には、フォロー&RTキャンペーン(当該ツイートをフォローして、RTすると抽選で商品がもらえるキャンペーンのこと)をオーガニックで実施していくと良いです。
Twitterには懸賞アカウントも多く存在しており、彼らに情報を波及させることで広告を活用しなくても一気にフォロワー数を伸ばすことが可能です。
一方で、他の記事で記載させていただいている通り、これらのユーザーは量は多いものの、質は相対的に高くないです。
しかし、彼らも潜在顧客になりえます。
ゆえにこれらのユーザーに継続的にフォローと情報の発信をいかにしてもらえるか考える必要があり、まさにフォロワーになってからがマーケティングが始まると考えてください。
さて、ここまでアカウントの立ち上げからフォロワーが伸びていくまでの過程について説明をさせていただきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Twitterは、性別や年齢といったデモグラフィックな情報ではなく、興味関心といったインタレストによってユーザーがつながりあっているプラットフォームです。
したがって、旧来のマーケティングのように企業から一方的にユーザーに対して発信をしていても、ユーザーの有限な可処分時間の中では情報の優先度が上がらずに淘汰させてしまいます。
そこで、ユーザーと同じ目線に立って、いかに発信者たるユーザーにとって有益な「共感」できる情報であるかを常に意識しながら日々ツイートいただけると幸いです。
次回も、よろしくお願いいたします。
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