NO.7「練習と本番では何故違うか?」
練習が良かったのに本番はボロボロ。なんででしょう?
まず、練習場と現場では、ライが違います。
足の裏と球の標高が全く同じ練習場とは、微妙にボールの高さが違うのです。
現場では、まず、①ソールする。 ②握る前にスタンスをとる。③グリップを握る
この手順が重要です。練習でも毎回この手順で丁寧に打つのがBest。
二つ目は、メンタルが違います。本番で今まさにショットするその瞬間、練習場と同じ心境(気持ち)で打てますか?
私の場合は本番でのショット時に若干、意識が飛ぶというか、頭の中が真っ白になることがあります。
アドレスの最後、静から動にかわる一瞬がいつもフワッとして、インパクトの瞬間にもちゃんとボールを目で追えていないような気がしてなりません。
これは本番だからあがっているのか、 悪い結果が頭をよぎるためなのか原因が掴めません。
練習では球がはっきり見えて違和感がないのに・・。練習どおり打てない。
ここに安定したショットが打てないゴルフの難しさの秘密があるような気がします。
練習は本番のためなので、本番でうまくいく練習方法をみつける必要がありますが、普通のアマチュアは誰もその究極の答えに到達していません。
あの中部銀次郎でさえ、「nice shot は偶然の産物、miss shot は必然の産物」と言っています。
つまり本番ではうまくいかないのは当たり前で、うまくいかない前提でショットを許容する必要があるんです。
ナイスショットができなかった場合の心の動揺を避けて、miss 受け入れるメンタルがとても必要なのです。
以上です。
次回第8回は、「素晴らしいゴルフの伝統」です。