JA59 スーパーカブ 納車後整備
先月下旬に納車されたJA59ですが、年内に500kmの慣らし運転を無事終えました。もう少し乗って初回点検に出したいところです。
納車前整備はロハで
カブを発注した時に「納車前整備は無料で」と言われましたので「あざます!」とありがたく申出を頂いたのです。グリップヒーターの取付を同時にお願いしましたが、こちらは工賃5k。もちろん払います。
ネットで見聞きした工場出荷時の状態
曰く、「なにもグリスアップされていない」と。
動画を見たところ確かにカラカラであったのです。
まあメーカーとしてはコストカットしたい部分であり販売店に投げたいところだよなあ、と理解はできるのです。
そして迎えた納車と初走行
販売店を出て自宅へ。
なんかチェーンケースから音がするぞ?
嫌な予感がしますwww
前回postした記事のための撮影をして実家の駐車場へ置いてこの日は終了。 次の休暇から慣らし運転を開始することにします。
予感から確信に
そして迎えた週末。カブで買い物に向かいましょう〜
少し走ったところでチェーンケースにチェーンが当たる音が。
買い物を終えて戻ったところでチェーンアジャスターを見てみました。
製造検査でロックナットにつけたマーカーがそのまま。
即座に納車後整備の実施を決意。
納車後整備
まずロックナットを緩めてチェーンアジャスターも緩めます。
リアのアクスルを抜いてみたところ、、、!
リアアクスルはこのとおりカラカラの状態だったのです。
手持ちのグリスを塗って装着。ヨシ!
引き続いてチェーン調整を実施。規定値に納めてロックナットでロック。ヨシ!
リアのアクスルをトルクレンチで締めてヨシ!
後輪の納車後整備は一旦終了。
もちろんフロントもダメだよねえ。いちおう確認しましょう。
あゝ、やっぱりダメでしたw
グリスを塗って装着。トルクレンチで締める。ヨシ!
まとめ:自分で整備できない人は気をつけて
今回のスーパーカブ新車購入では新車の納車前整備は筆者が思ってたレベルの整備をメーカーも販売店もやってないことが判明しました。
メーカーは販売店に納車前に行ってほしいことをキチンと周知してほしいし、販売店は納車前に行うべき整備の情報のアップデートをしてほしいし、客も客で「ロハで」に甘えてはいけないという知見を得ることができました。
愛車の整備は自己責任。
自分は自分で整備力を向上していきたいなと思いました。
追記
春になったらもう少し細部のグリスアップをします。