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君は完璧で究極のアイドル#4 どこまでもキミにハマりそう 

この文章は2023年8月20日から書き始めており、リアルタイム更新しておりませんため、内容に不快感をお持ちになる方もおられるかも知れません。あくまで個人的な思考としてご了承くださいませ。



人はなぜ

 推し活について引き続き考える。
 直接的な推し活とは、公式販売物の購入など。間接的推し活とは、ファンアートや聖地巡りなど。これはあくまで私の個人的見解だが、これを基に考えてゆく。

 間接的活動は、その名の通りその活動が直接的ではないためか、とにかく幅広く果が見える気がしない。
 ファンアートひとつとっても、もはや趣味などというレベルではない作品がネット上にはごろごろある。Twitterを眺めているだけでもすごい作品がどんどん流れてくる。 
 私自身は絵も描けないしお裁縫も得意じゃない。公式写真を硬質カードケースに入れてシールでデコるくらいだ。それだって上を見たらきりがなく、リボンやフリルやフェイクジュエリーなどで立体的にデコるなどすごい作品はいくらでもある。
 それでもささやかながら、私もシールでデコった写真を持ち歩いたり、スマホの裏に雑誌の切り抜きやフレークシールなどを入れたりしている。それが直接、アイドル当人の評価や収入になるわけではないが、やる。
 なぜかというと単純に楽しいからで、世の中の皆様もスタートはほぼそこだと思う。
 それがだんだんあらゆる方向に蔦のように伸びてゆく。なぜなのか。

推し活というワード

 こういった推し活自体は古くから存在はしていたのではないかと思う。それが今や推し活用品はあちこちで販売され、私のような超ライトプレイヤーでも手軽に簡単に楽しめるようそれっぽいシールやらがあちこちで購入できる。
 今や推し活はひとつのマーケットとしてのかなり高い地位をを築いている。
 なぜなのか。
 推し活という行動とそれに名付けられたワードが認知されたということは大きいとは思う。今やアイドルやアニメ作品とのコラボ商品がたくさんあり、以前のようにキャラクターさえついていたらいいんでしょ的なクオリティのものはもはや売れない。コラボする商品自体もしっかりしたクオリティのものばかりである。
 コラボ商品については直接的活動の範囲になるのでこれ以上はまた今度。

好きって伝えたくなるもの

 アイドルで言えば、ライブ参戦して会場で盛り上がって、直接的活動に集中できればそれが一番いいのだろう。
 しかしチケットは取れないし、いつ何時でも誰もが遠征とかできるわけではないし、活動の限界値がある程度ある、と言えるのではないか。そもそも、開催回数や入場可能人数にだって限りがあるのだから当然である。
 それに対して間接的活動は、気持ちとやりようでは、かなり範囲が広げてゆけそうだ。
 そう考えた私の導き出した答はこれだ。

行き場のない程に溢れる愛をぶつけたい

 大いに語弊のありそうな気配は感じているので、どうか不快にならないでいただきたい。
 本来ならライブにいってステージでパフォーマンスするアイドルに声援を送り、その気持ちを表したい。
 しかしチケットはなかなか取れないし、公演数だって有限だ。二度三度と観に行きたいが、そう簡単にそうはいかない。グループによっては一度でも行けたらいいのかもしれないほどに、チケットなぞとれやしないのだ。
 ああもっと、この愛を伝えたいのに。
 そんな気持ちのぶつけ所が、間接的活動という形に具現化したのではないか。

間接的活動が生むもの

 直接的活動との対比で、間接的活動とはまるで自己満足かのような書き方になっているが、それは違う。
 やはり老若男女に認知されているというのは重要である。思い返せば嵐は本当にあちこちで見かけた。意識などせずとも、見ない聞かないほうが難しいほどだった。特に嵐のファンじゃなくても知っている、正に国民的アイドルだ。
 間接的活動にはそういった効果がある。推し活がここまでポピュラーになった今、様々な推しアイテムを持つ人をあちこちに見かけるが、見たらそれは「ああ人気なんだな」などと思ってしまう。コンテンツもアイドルも以前と比較にならないほど母数が多く感じるが、それでも推されているんだなという印象を受け取るだろう。
 もちろん、そんなことばかりを狙って間接的活動に勤しんでおられるわけでもないかとは思うが。

 そして推し活が生むものは、これまた私が思うより幅広いのではないか? について次に続く。

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