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ふらりふらりと筆が滑る

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あくまで個人の感想です#5 ゴールデンカムイ実写化の衝撃

 鉄は熱いうちに打て、がさっぱり実行できないままに今日に至るが、映画「ゴールデンカムイ」である。 作品への愛情とだけでは言い切れない  まずは大満足。細かいところを突けば、何かしらの気になる綻びはあるだろうけれど、まずはあのマンガを実写化したというそのこと自体を讃えたい気持ちだ。やや目線が高い言い方になるが、単純に心はスタオベである。  マンガには「闇鍋ウェスタン」というなんともしっくりくるコピーがついているが、正に闇鍋、あれもこれも盛り込んだ特盛のマンガを実写化して、物

    • 君は完璧で究極のアイドル#6 触れることはできないけど

      疑似片思いって何さ  思い返せば、中学生高校生くらいまでの恋愛の殆どがこれではないかとも思う。実際に渦中にいる本人は、決して疑似などではないし、成就を夢見ているのだろうが、今になって振り返るとやはり疑似というか、幼い恋心であったなという点は否めない。  私は高校生の三年間、どだい成就など叶わない相手に片想いを続けていた。その想い人は生活圏内も遠い相手だったので、普段からちょくちょく会えるわけでではなかったし、月に一度程度、電話で会話するくらいしか接点がなかった。改めて書いて

      • あくまで個人の感想です#4 笑うってのは

        書き始めてから例によって時間を掛けすぎ、すっかり旬は過ぎましたが、M-1グランプリを観て、また考えたあれやこれや。  気づけば年末で、いつものこの時期のお笑い賞レース、M-1グランプリの季節がやってきた。  青臭いと思う人もいるだろうと感じるくらい、決勝の舞台を目指してひたすらに芸を磨いてきた芸人たちの、これは青春である。  年齢こそ、春と呼ぶには遅い芸人もいるだろう。それでもこれは青春と呼ぶに相応しい情熱と、真剣勝負の舞台である。  そもそもこの「お笑い」と「コンテス

        • 君は完璧で究極のアイドル#5 追いかけて問いかけ

          得るものとは  直接的でも間接的でも、推し活は楽しい。 推し活が運んでくれる楽しさは、私の予測を遥かに越えてきた。  実際にファンクラブ加入後の自分をふりかえってみる。 外出が増える  なんだか今までの自分がものすごく無趣味な人間のようだが、そんなことはないと思っている。しかし、この半年ほどの生活の変化はちょっと驚くほどだ。  なんだかんだ言って、外出が大幅に増えた。  推し活パートナー(娘)と、雑誌の発売日には書店へ出かける。そしてバックナンバーを探しては書店ハシゴド

          考えること 書くこと

           さて、思考と作文についての言い訳のようなことを。 書いてない  私は今、壮大になりそうな日記のような連作を書いているのだけれども、書いてない。  最近ほんとになんも書いてない、書けてない。  書いているテーマはアイドルと推し活からはじまる、私のつらつらと考えていることを数珠繫ぎに書いてゆく…というものである。  それが、書いてない。誰に頼まれてもおらず、自分が書きたいから書いてるのに、書いてない。  これはよくない。  よくないので、なーんで書かないのかを考えてみる。

          考えること 書くこと

          守られるという安心

           一度も手にしたことがないという人はいないのではないか? などと思うくらいには日本の生活に根付いた信仰、それは御守であろうと私は考える。  子供の頃は学業守をランドセルにぶら下げ、受験となれば合格祈願、初詣やら観光やらで神社に立ち寄るとつい買ったり買わなかったり。  そもそもあの美しい刺繍の小袋がまず愛らしい。紫や赤など魔除けの効果ありそうな色の、ひものついた小さな袋。バッグチャームのように美しく愛らしい。  そうはいっても最近はカード型の御守をおサイフに忍ばせているだけなの

          守られるという安心

          君は完璧で究極のアイドル#4 どこまでもキミにハマりそう 

          この文章は2023年8月20日から書き始めており、リアルタイム更新しておりませんため、内容に不快感をお持ちになる方もおられるかも知れません。あくまで個人的な思考としてご了承くださいませ。 人はなぜ  推し活について引き続き考える。  直接的な推し活とは、公式販売物の購入など。間接的推し活とは、ファンアートや聖地巡りなど。これはあくまで私の個人的見解だが、これを基に考えてゆく。  間接的活動は、その名の通りその活動が直接的ではないためか、とにかく幅広く果が見える気がしない

          君は完璧で究極のアイドル#4 どこまでもキミにハマりそう 

          君は完璧で究極のアイドル#3 ああ愛なら届けなくちゃな

          この文章は2023年8月17日から書き始めており、リアルタイム更新しておりませんため、内容に不快感をお持ちになる方もおられるかも知れません。あくまで個人的な思考としてご了承くださいませ。  思い返せば若かりし10代の頃、今で言う推し活的なことをしなかったわけではない。 近所のタバコ屋さんに、要らなくなったら永瀬正敏のポスターをどうにか譲ってくれと頼み込んだり、小沢健二の広告を探して都内を彷徨い写真を撮ったり。 (この広告写真はその後趣味となり気になる広告をたくさん撮影してい

          君は完璧で究極のアイドル#3 ああ愛なら届けなくちゃな

          君は完璧で究極のアイドル#2 ローリンローリン転がってけ

          *この文章は2023年8月14日から書き始めており、リアルタイム更新しておりませんため、内容に不快感をお持ちになる方もおられるかも知れません。あくまで個人的な思考としてご了承くださいませ。  さて、始まりました急にジャニーズアイドル推しライフ。あまりに人生変わったようなことをはじめてしまい、誰より驚いているのは私だ。  だって、アイドルのファンクラブなんて、ハードルが高いものだと思っていたのだ。 会費高いんでしょ  チケットなんてファンクラブ優先でもなければ取れないんで

          君は完璧で究極のアイドル#2 ローリンローリン転がってけ

          君は完璧で究極のアイドル#1 Overture

          *この文章は2023年8月13日から書き始めており、リアルタイム更新しておりませんため、内容に不快感をお持ちになる方もおられるかも知れません。あくまで個人的な思考としてご了承くださいませ。  さて、最近の心の支え的なものから始まるお話。  今の段階ではどう落ち着くのかまだまったくわからないままに、私の心の旅を綴る。  言ってしまえば簡単なことで。 突然にジャニーズにハマる  ことの発端は「ラヴィット!」だった。  オープニングコーナーが番組の半分を占め、川島明の名MC

          君は完璧で究極のアイドル#1 Overture

          君は完璧で究極のアイドル#0 その舟を漕いでゆけ  

           このタイトルで#1を書き始めたのは、ほんの数週間前。なんせnote自体、書き始めて1ヶ月がやっと過ぎたばかりだ。  楽しい記録として、またアイドルを出発点及び中心点としながら、数珠つなぎにあれこれ考えたことを…と長く書こうと思って始めたテーマだ。書き方やテーマの移り方など試行錯誤しつつも、6本ほど下書きに書き溜めたところで今に至る。  今日は、9月12日。  こうして今#0を書いているのは、9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見からはじまった、たった5日間の間に起き

          君は完璧で究極のアイドル#0 その舟を漕いでゆけ  

          瞬発力と作文

           最近はnoteをあまりあげられていない。頻度など人それぞれ。遅いも早いも好きにしたらいいのだが、さて、書き上げてから公開するまでの時間について考えた。 何も書いてないわけではない  現在、公開せずに下書きにおいてある作文がいくつかある。一応最後まで書いて、でも公開していないものから単に書きかけまでいろいろだが、まとめてまだ未完成なので公開していない。文章の推敲をしてから、最後のまとめをもうちょっと整理してから、それから公開しよう。そう思って下書きにおいてある。  そんな

          瞬発力と作文

          あくまで個人の感想です#3 幾つの大罪で須賀健太に撃ち抜かれる

          久し振りの観劇第二弾、なんとこれ実は、大人計画「もうがまんできない」を火曜日に観た、その週の金曜日に観たのである。 贅沢すぎて倒れそうだが、無事六本木に降り立ちEXシアターに向かう。 思い返せばこの春は私はなにかが弾け飛んでいた。たぶん今までかけっぱなしにしていた安い南京錠のようなものが。 この贅沢ツアーに私を連れ出してくれたのは職場のスタッフさんで、大人計画を最前列引き当ててくれたお人である。 それがなんと、今回は二列目ときた。今年のチケット運をここに注ぎ込んでしまったの

          あくまで個人の感想です#3 幾つの大罪で須賀健太に撃ち抜かれる

          あくまで個人の感想です #2久し振りの長編にハマる「ゴールデンカムイ」

          4年ほど前から始めたTwitterは私にたくさんの新しい情報と楽しみを運んでくれた。そのひとつがこれである。 噂に聞いていた野田サトル「ゴールデンカムイ」をいざ読んでみようと踏み切ったのも、きっかけはTwitterだ。 2021年6月18日、その日はゴールデンカムイ26巻の発売日だった。北海道札幌市内に、熊と全裸男と刃物男が出現したという呟きが流れてきた。えええ札幌市内カオスだなと驚いたが、これを評して「ゴールデンカムイじゃん」「発売日に北の大地試されている」などとツイート

          あくまで個人の感想です #2久し振りの長編にハマる「ゴールデンカムイ」

          思ってることを書いてみると、

          ここまで6本、noteを書いて公開してみた。 誰かに聞いてほしいというか、喋りたいことを文章にしてみるかとはじめてみたのだが、思わぬ効果がもう現れてしまった。 考えていることの先 楽しいことや他愛ないことを書こうとして始めてみても、あれこれこねている間に思いがけない感情が浮かび上がってきた。 あれ、私はこんなふうに思ってるの? もしかして本音は違うこと考えてるの? 映画のこと読んだ本のこと趣味のことテレビのこと、書きたかったのはそんな感想文だったはずなのに、文字の先に曖昧

          思ってることを書いてみると、

          あくまで個人の感想です #1ハマの探偵濱マイクとの再会

          つい先日である。映画館の上映作品のポスター(といっても紙ではなく印刷されたプラスチック板が照明付きのパネルにはめこまれている…あれってなんて呼ぶの?)が並ぶ壁に彼を見かけたのは。 目を疑った、まさかまたスクリーンで会えるなんて! 「我が人生最悪の時」 監督林海象、主演永瀬正敏、探偵濱マイク三部作のスタート第一弾はモノクロというなんともカッコいい作品。 これがリバイバル上映されていたのだ。知らなかった!間に合ってよかった! それにしても30周年記念って…あの頃からもう30年

          あくまで個人の感想です #1ハマの探偵濱マイクとの再会