居場所とうんち
なんだ、かんだで僕の休学1年間は終わった。
あっというまに終わった。
いや、「アッ」と言う間(時間)もなく、終わった。
この1年間を報告したいなぁ。こどもたちや地域の方から何を学んだのかと振り返って、イベント的に活動報告しようかなと思っていたけど、こんなのパフォーマンスだと思った。
「自分はこんなことできました!これやったら、こうなったぜえ!」
↑こんなこと言おうとした自分に嫌気がさしてやめた。笑
でも、でも、本当に貴重な時間をもらったわけで、素敵な時間だったからこそ伝えたい。
どう伝えようか悩んでいたら月日が経って、本当の本当に最後の居場所の日になった。
6月から初めて「みんなの居場所」と題して開いてから、
本日3月28日は101回目の居場所であり、僕の1年間の休学最終日だ。
居場所の時間になり、小学生に「時間だよぉー。ありがとうね。」と伝えると、
こどもたちは「ばいばーーい」と言ってくれた。
よっし。とりあえず、1年間が終わったなと思った。
「結局、何も報告せずに終わった。まぁ、無駄にかっこけてもいいことないし、これもこれで自分だな」と思っていた。
そしたら、こどもたちが追いかけてきて、
僕「おー。どうしたぁ??」
A君「うんちしてきていい??」
僕「お腹痛かった?」
A君「いや!家近いから、家でもできるけど、うんちここでしたいから」
僕「お、おう。もちろんどうぞー」
内心、「わざわざ、うちでうんちせんでもいいのに。」と思った。
でもよーーく考えてみたら、おそらく、この子が初めて、記念すべきうちの居場所でうんちをしてくれた第1号だ。
うんちは貴重だ。
うんちは、安心する場出ないと出ない。
公共的な建物は特に、したくても、我慢する人が多い。
なのに、わざわざ うんち をしてくれた。
かなり、この居場所を安心してくれているのかもしれない。
実際にAくんは、常連で、学校が終わったら走って帰ってくる。
「ただいまー!!!(大声)」と居場所に飛び込んでくる子だ。
そう考えたら、Aくんは一番居場所を好んでくれてたのかもなと思った。
「Aくん。うんちしてくれてありがとう」
心の中でそう思った。
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