三重県名張市赤目より⑦〈中長期ボランティア現地レポート〉
こんにちは。カズです。
1週間がとても早く7回目のレポートです。
日曜日は昨日と同じく、
基本的に鶏舎の維持管理のみです。
集卵する時が一番楽しみです。
今日は何個の卵を産んでくれたのかなと。
昨年の夏頃に卵をあまり産まなくなったそうです。そこで試したことが「強制換羽」。
一定期間エサを与えず絶食状態で羽毛を強制的に抜けかえさせることをいいます。そうすることで再び元気になって持続的に卵を産むようになるそうです。ただ、中には体力的に持たずそのまま死に絶える鶏たちもいます。それもまた悲しいですが生産性を上げるためには仕方ないことかもしれません。
謎の行動「砂浴び」にも遭遇しました。
地面の砂、土を足で掘って身体を擦り付け羽をバタバタと。楽しそうにはしゃいでいるように見えましたが、体についた虫や汚れを落とす行動のようです。砂を浴びれば逆に汚れるような気がするのですが。
午後からは旧拠点から洗濯機の移設と薪運びを行いました。
外に2台、屋内に1台。
蛇口のジョイントがなかなか合わず苦労しましたがなんとか設置完了です。それぞれ衣服用、タオル用、雑巾用、用途に合わせて使い分けています。
薪運びは今回で3回目。
もう運び出す薪も残りわずかとなり、来年用の薪もそろそろ用意しなくてはなりません。切り倒した木はまだ水分を多く含んでいる為薪としての利用価値はなく、小さく割って軒下など雨を凌いで「2夏年」と言うそうです。2回夏を越してようやく水分が抜けてよく燃える上質な薪として燃料になるのです。
今回運んだこれだけの量が約2週間しか保ちません。それでも寒さに耐えれませんのでこれからもせっせと運ばせていただきます。
そして、使った道具は掃除とメンテナンスを怠らず、次回に備えましょう。