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中長期ボランティアからの現地レポート (湯ノ岳編②)
こんにちは!まみです。
前回に引き続き、福島県いわき市の湯ノ岳より、中長期ボランティアの様子をお届けします!
共催団体の「いわきの森を親しむ会」は湯ノ岳の里山保全に取り組むNPO団体で今年で20年目を迎えます。森林整備班、農業班、木工班、プログラム班、自然観察班に分かれて、日々、森づくりや地域の子どもたちを対象とした自然体験プログラムなどを行っています。
会員の高齢化が進む会を若者の力で元気にするため、会員と一緒に整備活動を行います。中長期メンバー3人(しゅう、りょうた、まみ)で、3月末まで活動を行います。前半は大学生のしゅうと、NICE職員のまみが参加しています。
活動3日目。率直に感じたことは、
知らないことだらけ!!
そんな1日でした。
午前中は、整備班のみんなとしゅうと6人で、軽トラに乗ってすぐ近くの山へ。
虫や病気のせいで腐ってしまった木や、折れてしまった木を切る作業。チェーンソーで木を切っていく姿を間近で初めて見て、カッコいいなぁと思いながら、切られた木を運んでいきます。
重い木もありましたが、腐って軽い木も、、その軽さが少し悲しいなぁと思いつつ、重い木は転がしながら運びます。
くぬぎは、キノコを栽培するときに、種菌をつける原木にするため持って帰ります。
ここはもともと栗園だったらしく、今は栗のほか、桜やくぬぎ、えごなどが生えています。ただ生えている木の見分けがなかなかできず、、帰るまでに木々の名前や特徴を覚えたいなと思いました!
午後は、昨日の場所の一段上の斜面の笹刈りをしました。
今日は小さい笹が多いので、鎌ではなくハサミで。スイスイ切れます!
きれいになりました!ここは今後子どもたちが木々に触れながら遊べるスペースにしていくそうです。
帰り道、ちょっと遠回りして、お散歩。木々についていろいろ教えてくれました。
虫や病気で桜やならが枯れてしまったそうです。林業を生業としている人の大変さを、ほんの少しだけ目の当たりにしました。
夜は薪ストーブの前で団欒。しゅうは学校の課題。
昨日はただの薪に見えたけど、今日は整備班のみんなが切ってくれた薪なんだなぁ、あそこに生えていた木々なんだなぁとしみじみ。。
明日も頑張ろう!!