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骨折からひと月~経過報告~新たな気づき

手の骨折から約一か月
まだ、ギプスが取れない不自由な生活は続いています。
それでも患部の痛みはすっかり取れ、不自由ながらも日々の生活が戻ってきてはいます。

今回の怪我…事の発端は、自分の心の声を無視したことにあります。

わが家には、玄関と駐車場の間に植栽をされている小さなスペースがあります。限られたスペースでの植栽なので、かなり傾斜があり普段は危ないので決して足を踏み入れない場所です。
ところが昨年、そこに蔓性の植物が生えてきて、金木犀に絡みついてしまって大変なことになったので、11月に植木屋さんに頼んで周りの雑草もろともきれいに刈り取ってもらいました。

春が来て暖かくなってくれば、きれいに刈り取っても、植物は逞しく新芽を出してきます。

魔の3月1日…
見晴らしの良くなった金木犀の根元に、例の蔓性の植物の新芽を発見!
犯人発見とばかりに、一瞬の心の警笛を無視して、足を踏み入れてしまった私。傾斜のある足場の悪い小さなスペース。
アッと思ったときには、足を踏み外し…気づいたときには、玄関先のコンクリにひっくり返っていたのでした。
やってしまったぁ~(>_<)と、思ったときには既に遅し。
じわじわと痛みが増し、イヤーな予感。
骨折じゃなければいいなと、近所の整形外科に駆け込んだら骨折の診断。
しかも、そういう時は連鎖するように良くないことを呼び込みます。
駆け込んだ先の医師は何の説明もないまま骨折してるからと、いきなり手術の宣告。翌々日にはMRI撮影の指示。

3月3日、MRI撮影。
そのあとの診察でも、何が何でも手術!と手術ばかりを推し進める医師。
手術はしたくないという患者の声は完全無視!
幸い、そこのクリニックは手術の設備はなかったので、紹介状を持って近くの病院へ行くことになりました。
何だか釈然としませんでしたが、紹介先の医師は手の専門医とのことなので、そちらの医師の診断を仰ぐ方が、手術しか言わない医師よりは良いと思い直し、紹介された病院へ。
怪我からちょうど1週間、3月8日のことでした。
紹介先の医師はきちんと説明をしてくれ(それが普通だと思うが…)親指の下の小さな骨が骨折しており(MRI撮影をして良かったらしい)
むしろ手術をした方がリスクがあるとのことで、その場でがっちりギプスをされたというわけです。

今回の怪我は、私に色々な気付きを与えてくれました。
まず最初診てもらった医師に、即手術と言われたことには、正直唖然としました。
一部の医師だけだと思いますが、人のカラダをパーツとしか見ていないから、そのような発言が容易に出てくるのではないかと思います。
医師は年齢を重ねた時に、あとから障害が出る可能性があると言いますが、はたしてそうなのでしょうか?
人は年齢とともに姿かたちは変わっていきます。
今の私に合わせて人工物を体内に入れた場合、年齢を重ねた時にその人工物が悪さをして再手術。ということもあるのではないでしょうか?

もちろん、手術すべてを否定しているわけではありません。
高齢の場合や、複雑骨折で再生が困難な場合などは、手術という選択は有りだと思います。
一昨年、施設で生活している当時89歳の義母が、大腿骨を骨折しました。
担当医からは、この年齢だと寝たきりになる可能性が高いから、手術がベストな選択と説明され、夫も私も納得して手術を選択しました。
今は車椅子での生活が中心となってはいますが、何とか伝い歩きができるまで回復して、義母には手術を選択して良かったと思っています。

怪我をした数日は、何でもっと慎重に行動しなかったんだろうと後悔したり、手術しか言わない医師には憤慨もしたけれど、早めの対応をしてくれたことには感謝しています。
でも、もう2度と行きませんが…(笑)

怪我の功名で、読まないまま溜まっていた本を読む時間もでき、タイミング良く図書館に予約をしていた「アミ小さな宇宙人」も借りることができ、その文中に「人間にはふたつの脳がある。頭の脳と心の脳…」というようなことが書かれていて、まさに私が怪我した時のことだなぁと妙に納得。

それ以外にも、左手で文字を書くことや、包丁を使えるようになったことに、かすかな喜びをみつけたり、以前から予定していた吉方旅行に行くこともできたし、ほぼ家事という家事が何もできない夫は必死に家事をこなし、最初はどうなることかと不安な気持ちにもなりましたが、ひと月もするとそれなりに主夫業も板についてきて(笑)
新米主夫にお任せして、今のところは楽させてもらっています。
頑張っている夫にも感謝感謝です。
これを機に怪我が治ってからも、少しお手伝いをして頂けるとうれしいなぁ…( ´艸`)

ここで骨折や捻挫や打撲といった、怪我を早く回復させる精油をひとつご紹介しましょう。
それは、ヘリクリサム(イモーテル)です。
私は現役時代、メディカルアロマセラピストでした。
その知識があるので、治癒を活性させるためにギプスをされる前の1週間、毎日2回ヘリクリサムを原液塗布していました。
原液を使用するのは、専門知識のない人にはお勧めできませんが、万が一の怪我には、植物油(できれば鎮静効果のあるホホバ油、なければエクストラバージンオリーブ油)で高濃度希釈20~50%で、患部に数回優しく塗布してください。
残念ながらギプスの上からの使用は出来ませんので、今は使いたくても使えない状況です( ;∀;)

この肉体は私の本質である魂が、この物質世界を生きるために、お借りしているものだから、小さな手の骨ひとつをとっても、決して粗末に扱ってはいけないのに…毎日カラダが不自由なく使えることへの、感謝の気持ちを忘れてしまっていたと反省しました。

そして、一瞬でも心の声が警笛を鳴らしたら、それを聞き逃さないように、直観力を研ぎ澄まさなくてはいけないと実感。
そして、主夫をやってみて、主婦の大変さを実感した夫。
2023年3月、夫婦そろって『気づきの月』でした。

病院での担当医が3月末で転勤とのことで、それを機にリハビリもできるクリニックへの転院を勧められ、本日、また新たな紹介先クリニックへ行ってきました。今日の診察では、来週あたりギプスを外せるかも…という診断。
あと1週間、不自由な生活が続きます。その後は、たぶんリハビリ。
完治までは、まだ道半ばではありますが、また少しづつ投稿を再開していきますので、改めてよろしくお願いします。

お見舞いメールを下さった方々には、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました(⋈◍>◡<◍)。✧♡




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