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義母が逝きました
92歳
穏やかな旅立ちでした

この世を去る瞬間、私たちは何を思うのでしょうか
ひとりの人生というステージが幕を閉じた時、見送る側の人に出来ることはどんな人生を送ったとしても、新しい旅が始まったばかりの魂の行き先が穏やかであるように祈りをささげることです
この世を去る魂たちの中には、遺族に深い悲しみを残す旅立ちをする魂も居ることでしょう

でも、執着せず、旅立つ魂を解放してあげることも遺された者たちの使命だと思うのです

また旅立つ魂にも肉体から解放されて、自由を味わって喜びに浸る者もいれば、自分の死を受け入れることができなくて、この世に執着をする魂たちも居ることだと思います

ですが、肉体を離れた魂は早く解放されることが大切だと思います
何故なら、次のステージに向かう道を妨げているのですから…

アロマの世界にはサトルアロマテラピーという分野があります
これは精油を人間のスピリチュアルな側面に対してアプローチする手法です

旅立つ魂が穏やかに旅立てるように、魂にアプローチする精油にはフランキンセンス、シダーウッド、サイプレス、アンジェリカなど…
そしてローズ、ネロリ、ローズウッド…
ローズの香りはこころを解放して悲しみや執着を手放すのに役立ちます
これは遺された人々の悲しみを解放してくれるのにも役立ちます
またネロリやローズウッドは霊性を強化してくれます
とくにローズウッドは神聖な精油であり、エネルギー波動を安定させてくれるのに役立ちます

遺された人々の深い悲しみに寄り添う精油はどれがいいのでしょうか
悲しみを癒し、こころを安定させる精油もいくつかあります
ローズやベルガモット、レモンバーム、ネロリなど
セラピストはそれらの香りの提案をして、本人が選んだ精油こそがその人の癒しに大きく貢献するのです
ここでは、セラピストは傍観者であるべきと私は考えます
悲しみを癒すのは、その人本人だからです
ときにセラピストは自分の感情を強く出しすぎてしまう場合があります
寄り添うことは大切ですが、感情移入をしすぎることは悲しみを抱えた人の負担になることもあるということを知っておく必要があると思っています


旅立った義母は花が好きな人でした
魂が安らかに解放されることを祈り…ローズの香りを贈りました

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