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顔面神経麻痺を発症しました。第1回: イントロダクションと初期症状


イントロダクション

こんにちは、皆さん。今日は私が発症した顔面神経麻痺についてお話ししたいと思います。

突然訪れたこの病気は、私の生活に大きな影響を与えました。この記事を通じて、同じような経験をしている方々に少しでも役立つ情報や勇気を提供できればと思います。私の物語を共有することで、顔面神経麻痺に対する理解が深まり、少しでも安心していただければ幸いです。

初期症状の発見

最初の違和感

2024年3月28日祝日
その日は、中学3年生の息子が中学校生活最後の吹奏楽部の演奏会を観に行くため、会社を休ませていただきました。
演奏会は午後からのため、昼食は、手軽にインスタントラーメン(味噌味)を「休みの日のラーメン最高!」と美味しくいただき、妻と演奏会の会場に出発。

吹奏楽部の部員は、3年生は部長の息子1人、あとは1年生と2年生の少し頼りなさを感じるメンバーでしたが、卒業生の先輩方も加わり、最初の心配はなく、壮大な演奏会となりました。
息子は吹奏楽部の部長だったため、檀上で最後の挨拶をすることに!
学校での様子は知らなかったので、「ちゃんと挨拶できるのか?大丈夫か?」と心配だったが、立派に挨拶をしている姿に感心と感動をいたしました

16時頃に演奏会が終了し、妻は片付けとお別れ会のため会場に残り、私は1人で帰宅。帰りにコンビニでソーセージパンを買い、17時頃にプライムビデオを観ながら買ってきたパンを食べたところ「食べた感触が変?舌が痺れている?味がしない?もしかしてパンが腐っている?」と疑問に思いながらもその場は完食。まだ、ことの重大さには気付いていませんでした。

初期症状の進行

その後、19時頃に夕食でカレーライスを食べたら「鉄っぽい味?」やっぱり何か変だ。
22時頃、寝る前に洗面所の鏡に映った自分の顔を見たら、右半分が垂れ下がっているではないか。
症状としては以下のとおりです。
①     右側の顔がまったく動かなくなり、鏡を見ると明らかに顔の左右が非対称になっていました。
②     右側の眉毛が左目と同じ位置まで下がっている。
③     瞼が動かないため、開くことも閉じることもできない。目が乾燥する。
④     頬が垂れ下がっている。
⑤     右側の唇が動かない。左側だけ動くので、喋りづらい。
⑥     水を口に含むと唇の右側から漏れてしまう
⑦     唇が動かないため、食べ物が口の中に入らない。
⑧     飲み物や食べ物がこぼれてしまう。
⑨     口笛が吹けない。
⑩     味覚がなくなった。
野菜、みそ汁、カレーは鉄の味?その他の食べ物もほとんどが無味だ。唯一、おいしく感じた食事は、うどんだった。(出汁が口の中全体に広がり、味が分かった。)
あと、チョコレートと果物の味は大丈夫だった。

これらの症状により何が何だかわからず、ショックで顔面蒼白となりました。
この時点で、ただの疲れや一時的なものではないと気付き、強い不安に襲われました。

家族の反応

妻も私の顔の変化に驚き、心配している様子で病院に行くように勧められました。その時点では私も妻も「顔面神経麻痺」という症状については全くの無知でしたので、脳に何か異常があったらどうしようと色々な不安がよぎり、私もその言葉に従うことにしました。

次回予告

次回は、顔面神経麻痺の診断のプロセスと受けた検査について詳しくお話ししたいと思います。どのようにして診断が確定されたのか、そしてその時の気持ちについても共有しますので、ぜひご期待ください。


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