職場で人間関係トラブルは付きもの!
はじめに
皆さん、こんにちは。まさです。
私は、56歳の男性です。
最近、noteの記事を書く上で、少し行き詰っている中で、過去を思い返してみた。
生まれてから、56年という月日を過ごしていると、色々な事があった。
その中でも、仕事というものをテーマにした時は内容の幅が広い。
社会人経験をつんでいくと人間関係でのトラブルも発生した事がある。
多くの人が経験しているはず。
今回、仕事での人員管理についての考えを投稿させて頂きます。
是非、最後までお読み頂ければ幸いです。
職場では人間関係のトラブルは付きものだ。
私は、仕事では長年管理職という立場にいた。
物流センターの所長という役職も経験していて、多くの社員・パートに関わってきました。
職場では人間関係のトラブルは付きものだ。
不平不満、合う合わない、考え方の違い、言い違いや聞き違い、向き不向き等からケンカに発展。もしくは離職をする人が出る事がある。
特に人間関係でのトラブルは感情的になる事が多く、パートの方からはよく相談を受けた。
相談者は、「話を聞いてほしい。」「意見を聞きたい。」「判断してほしい。」「考えを示してほしい。」と悩んでいる人が多い。
中には「自分を正当化したい。」「所長という立場の人を味方につけたい。」と同意を求めてくる。そんな人達がいるのも事実です。
私は、そんな時は、相談者の話を聞く時間を取って、根気よく話をするようにした。(人によるが、30分~90分くらい)
面談はロジカル的に
人それぞれ、今まで働いてきた会社・生まれ育った環境・年代・性別等の違いから、考えの相違が出るのは当然だ!
私は、そんな時、第三者的な立場で客観的な意見を伝える。
会社という組織の中で業務を円滑に進めるためにどういう仕組みで進めているのかを説明する。
そして、相談内容が仕事に関係しているのか?
個人に対する好き嫌い、あくまで個人の感情的なものなのか?
仕組みとしての関連性は?
その相談者の内容に正当性があるのか?不適切なのか?
周りに影響しているのか?
そんな事を相談者と一緒にロジカル的に考える。
私自身がその人の気持ちに偏り、相談者に味方する意見を言う事は無い。
そして否定する事もない。
内容にもよりますが、話を聞いてからの判断です・・・。
「話を聞いてほしい!」という欲求
相談者の肩を持ち、その場しのぎの言葉を発しても根本的な解決にはならない。それどころか誤解を生む。
と考えて、あくまでも客観的な意見を言うのだ。
話を聞くと、考え方の違いや言い方や聞き取り方での誤解が多い。
そんな時は「公正と公平」「配慮」の話をする。
そうすると、大抵の人は「聞いて頂いて気持ちがスッキリした」「所長から公平な意見を聞かされ反省した」「私の考えは間違いではない事がわかり安心した」等、納得してくれる事がほとんどだった。
人によるが「話を聞いてほしい!」という欲求が多いように思える。
私も、話を聞いて気付かされる事があり、反省する事もあったり、業務改善に繋がる事もあったり、有意義な時間になる事もある。
私は、半年に1回は個人面談の機会を設ける事にしている。
人は一回聞いても、時が経つと忘れてしまう。
よって、振り返りの意味も含めて面談時に話をする時間を大切にしてきた。
(自分に対しても・・・。)
あと、意思疎通のためのMTGも行ってきました。
所長としての考えを示し、全員で目標を達成するためにどうするか?
どう考えて行動すべきか?
を大事にしてきました。
関わらない方がいい?
管理する立場の人にとっては、「パート従業員から話があるですけど!」は、悪い話があると捉える人が多い。
「忙しいのに面倒だ。そんな時間は無い」「トラブルに巻き込まれたくない」等と避けてしまう。
そして、働く環境を悪化させて、さらなるトラブルに発展させてしまい。
効率・品質の低下となっている事に気付かない。
いや、気付いていない振りをしているのかも・・・。
「今の時代、下手すると訴えられるから関わらない方がいい」と避けている。
またはそういったアドバイスをしている人達もいる。
私も上司や同職の人たちからは、「そこまで関わる必要は無いのでは?」「問題が起きたら対処すれば良い!」と言われた事がある。
しかし、それは放棄や放置になってしまうのでは?それが悪循環になる!
物流センターの業務をまわしていくのに、働きに来ているのだから「言われたことをやっていれば良い!」という管理職は多い。
確かに必要な時間を働きに来ていて、必要な仕事を与えられているのだから、当たり前という考えもあるとは思う。
私は、猛反発しますが・・・!
組織のありかたに疑問
しかし、物流センターの機能を生かすも殺すも人次第だ。
全員とは言わないが、より多くの人が業務の仕組みを理解し、自分たちの役割をこなして行くには、どう行動すれば良いのかを理解してもらうのは、必要な事だと考えている。
それが、教育であり、指導だと思う。
これにより、信頼関係が築かれ、責任感・協力性・効率・品質・安全性等の最大のパフォーマンスを引き出せるのだと思う。
事実、周りの営業所が年々衰退する中、良い結果を出して向上してきた。
この時の従業員には信頼もしていたし感謝もしている!
私は、人間関係のトラブル等は、個人の問題もあるが、その会社、管理者が原因となって引き起こされているものが多々あると思う。
以前は、職場には相談を出来る上司や先輩がいた。それにより励まされたり、なだめられたり、叱られたり、間違いに気付かされたり、そして前向きになれたり。
しかし、収支改善からコスト削減にはしり、必要な人材を確保せずに来た結果、人材不足により管理者への負担が増してきたからである。
結果、個人への負担が増し、管理が手薄になり、人員管理に目が行かなくなり、従業員の不平不満からトラブルに発展している。
そして、更に人に関わらなくなる。
これでは、負のスパイラルに陥ってしまう。
これは、人員管理というものを法的違反をしないように書面での管理だけになってしまっている事だと思う。
指示を出されない。教育をされていない。面談もしたことがない。そんな経験をしていない人が管理しているのであれば、尚更な事である。
しかし、働く人は機械ではない。感情を持っている人間なのです。
その人間と向き合うのも仕事の一つです。
それをしない管理職は仕事を放棄しているのではないでしょうか?
それを見て見ぬ振りをしている会社もやはり現場を放棄しているのでは?
こういった組織のありかたに疑問が湧き上がってくるのは私だけでしょうか?
最後に
今回は、私が経験し疑問に思っていた事を記事にしてみました。
相談者が「自分を正当化したい。」「所長という立場の人を味方につけたい。」と同意を求めてくる気持ちも解ります。
管理者が人とのトラブルを避けたい。そんな気持ちも解ります。
それは、「心細い!」そんな気持ちがあるんでしょうね。
人は、そんなに強くはないですから。
それには協力者という仲間が必要なのかもしれません。
確かに、人なんて関係ない!
ミスしようが、会社がもうからなくても私には関係ない!
時間分、会社にいればいいんでしょ!
こう考えている人、口に出す人もいます。
でも、前向きに真摯に努めている人達も沢山います。
少しでも良い方向を向くための努力はして行きたいものです。
考え方は、人それぞれですが、組織としては意思統一が必要ですよね。
最後までお読み頂きありがとうございました。