私の大学生活とクアデルノ
PDF読み書き専用端末のクアデルノ。大学はPDF形式の課題の提出やパワポ形式による授業資料の配布が多く、紙の印刷なしに課題や授業ノートがとれるクアデルノは便利でした。
出会い
クアデルノの存在は中学生の時に知ったわけですが、当時の価格は確か7万円ほど。デジタルノートだから無限にページが増えるという謳い文句でした。私はノートの、前から順に浸食されていく不可逆性に怯えていましたから当然ノートのデジタル化に興味があったわけです。そうはいってもたかがノートに7万円はだせません。というわけで、ジャポニカ学習帳を卒業して使い始めた大学ノートでお茶を濁し続けたということです。
大学
始まりました大学生活。机上には中高の教科書が氾濫し、手狭な自室の床には足の踏み場もなくもっぱら布団上での暮らしを営んでおりました。そこで困ったのが課題です。今までワークブックだった課題がぺら1枚のプリントになってしまい、ふにゃふにゃの布団の上では式を書くこともままなりません。実際はwordやPDFファイルで課題が出るのでパソコン上で済ませればいいのですが、ペンはつるつる滑るしパソコンはどうも重たくごつごつしているし、というわけでどうも気乗りがしない。そうだ、そういえばあったじゃないかクアデルノが!となったわけです。
久しぶりにその名を調べてみると希望小売価格の改定と過ぎた月日のおかげでなんと3万ちょっとにまで値下がりしていました。まあ、3万円でも正直全然高いな、と思います、思いました。ただ想像していただきたいのですが、入学直後は入学金に授業料、パソコン代としがないはずの我が身の教育へと随分投資をさせられるわけです。そんなわけですっかり自身の教育の価値をインフレさせられた頭で何度か考えた私は、3万円はむしろ安いぐらいだと思いました。そうしてついに数年の時を経てクアデルノは私のもとにやってきました。
愛の芽生え
購入当初の目的、課題をするというのにはクアデルノはぴったり。ネットからおろしてきて直接書き込みそのまま紙を経ずに提出。これが便利。課題提出日にパソコンを忘れてもクアデルノからGoogle Classroomに直接アップロードできる。
そして授業資料をなくさない、忘れない!授業スライドをPDFに印刷しそれをクアデルノに入れることでクアデルノと携帯だけで登校できる。中高時代は教科書やノートを間違えたり忘れたり、そうやって勉強が妨害されてきたわけですがそれがなくなったのは大きかったです。中高時代に使えたらもう少し勉強ができたかも、なんて思ったり。
本当にクアデルノは必要なのだろうか
逆に言うと、大学授業のほかにはクアデルノは使っていないわけで今後卒業やらなんやらしたらもう使わないのかもしれないですね。ということに最近気づいてしまいクアデルノ愛はだんだん冷めつつあります。
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