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Air Cloud Spot...
【キャッチコピー】
Theme―――〈僕らは、出会う。闇空の下、湖に沈んだ想いと君に〉
【紹介文(3行)】
僕こと枝散達郎が中学時代歴史学者の道を目指すつもりだった。しかし、由真がその道を選ぶと言い切った。よって僕は諦め、数学者の道を目指すつもりだった。しかし、そこには僕の目指す安寧は見つからなくって、僕は、彷徨う思考の下、幼馴染の鵲由真と一緒に付き合う内に、作家の道を星が囁いた。僕が、運命の女性と出会うまでの、僕の道程と、未希が不死の身体を見出した悪夢についての考察を始める、旅人たちの道程を添えた達郎の本来歩みたかった理想の将来。
我々は一つの理想を追いかけるために問を設けることにした。もし機会があれば解いてみてほしい。
Q1.己の未来に生活的価値を求める事に対して理念は存在するか?
Q2.その理念に対して、納得するに至った経緯を端的明快に答えよ。
冷夏に似た感情すら超える熱を帯びた僕ら...ver.
アマチュア作家こと達郎達が”僕らの宿り木”と定義した折尾。僕は皆と同じ氷空の下執筆しているため、こう呼んだだけである。以前よりも少しばかり洗練された自己を追い求めるため一見狂って見える逆走をひたすら進んだ男。それは事実とは違っていて、ある道筋を掲示していた。風の吹かれる道をただ歩むまま旅を続ける仲間達という脚本を通して描かれる私こと達郎の半生。
当時冬の服装一例〈達郎の記憶〉。
〈私は歩む―――星が指し示す道を〉
[名前] : 枝散 達郎。〈名前演算子[Initial] T.E.〉
[当時の記憶]:高校生から東 未希と付き合うまでを記した記憶。
[あの頃の身体]:少々小太りの男性。程よく筋肉がついていて締まった体。
[あの頃の精神性] : 優美なくらいゆったりとした御淑やかな男性。ただ、友達間は明るく活発。
[普段の僕]:身だしなみは苦手で、大人しめ。上下は、大人びたセージグリーンのブルゾンに白のパーカーをインナーに。愛称は”僕”。
〈あなたの将来はどこへ向かうのですか―――?〉
[名前] :東 未希。〈名前演算子[Intial] M.A〉
[当時の記憶]:知る術は去るように消えていくだろう.
[あの頃の格好]:中肉中背。
[あの頃の精神性] : 誠実。
[普段の私]:魔法使いのようなケープと大人し目なフィッシュテールを普段から愛用している。愛称は"私"
〈分かった。じゃあ、俺の責任ということで、お前未希守れ。今度はしくじるなよ。しくじっちゃあんまりにもお前に似合わないからさ〉
[名前]:矢沢 栄一。(名前演算子: [Initial] "Y")
[当時の記憶]:高校生から未希との付き合いを見送るまでを記した記憶。
[あの頃の身体]:細身で筋肉質な体つきスポーツは得意、白い肌。
[あの頃の精神性] : 明るく活発だけど、身内とは馬鹿騒ぎ。
[普段のオレ]:身だしなみは地味で、いつもジャージの上下。ただ、部屋がお洒落な達郎の家で時々遊びに来る達郎の親友。
〈きっと、りんごの食べ過ぎかも〉
[名前]鵲 由真 ( 名前演算子: [Initial] "Y.K.")
[当時の記憶]幼馴染時代からItalyで弁護士になり、帰国するときまでを記した記憶。
[あの頃の身体] : 細身で華奢な身体。
[あの頃の精神性] : 負けん気が強く、時に名も知らぬ飛行機乗りの前では照れてしまう。
[普段のあたし] :純白の房飾りのついたチュニックを愛用。時に腕に腕輪を巻く。通称は、”あたし”。
〈―――そうだね。死なんて言えば、人間が空に向かう話知っているかい?〉
[名前] : 石井 和馬(名前演算子 : [イニシャル] "K.I")
[当時の記憶]高校生と成人になったときの記憶。
[あの頃の身体] : 中肉中背。
[あの頃の精神性] : 大人しめで優しく、矢沢の突っ込み役。
[普段の僕]カーキ色のハンティングジャケットに、黒のドレープ付きセーター、チノパンツ。通称は”僕”。
〈死ぬ日が分かっていれば―――貴方に告白したいわ〉
[名前] ;イライザ・スカーレット(名前演算子:[イニシャル] "E.S")
[当時の記憶]高校入学から大人になるまでの記憶。
[あの頃の身体] :由真と同じ程度のゆったりした体形。
[あの頃の精神性]いつものメンバーの前だけ誇り高い。
[普段の私]吸い込まれそうな深き翡翠と深紅のロングスカート。通称”私”。
〈〉
[名前] ;細川 奈央(名前演算子:[イニシャル] "N.H")
[当時の記憶]高校入学から大人になるまでの記憶。
[あの頃の身体] :由真と同じ程度のゆったりした体形。
[あの頃の精神性]いつものメンバーの前だけ誇り高い。
[普段の私]ブラウンのコートとローズピンクのロングスカート。通称”私”。