東北震災遺構を訪れて①
10月の三連休に、東北の震災遺構を家族で訪れた。
きっかけは2年前、主人と息子が青春18きっぷとBRTを使い、2泊3日東北地方を訪問したのだが、それから折りに触れ、二人から日本人として知るべき事実があると言われていた。
それならば中学生になった長女も連れて行きたいと思い、なんとか家族4人の都合を合わせて今回訪問することとなった。
一週間たったが、あまりにも考えること、感じたことが多く、自分の文章で伝えられないのがもどかしいというのが本音だ。
2011年3月11日、関東地方に在住している私にとっては、被災とは言えないレベルであるがあの揺れとその後の混乱を経験した。
あの日、私は夜勤の入りだったのだが、なぜか早めに目が醒めて14時すぎには病院近くのカフェにいた。そしてあの時間を迎えた。
揺れに驚き店外に飛び出した人も多く、私はそのまま病院へ向かった。
都内にいた主人は帰宅できず、保育園にいた子どもたちは祖父母が預かりなんとか一晩をこえた。
子どもたちも急遽預けられた祖母の家のなんとなく覚えているらしい。
今回のスケジュールを書くと
1日目 午後出発→岩手県に行くのみ
2日目 陸前高田→気仙沼→南三陸→大川小学校→女川→宿
3日目 浪江町(請戸小学校)→双葉町(原子力伝承館)
車での移動距離は1200kmをこえており、ハードなスケジュールではあったが、
電車などではなかったため、制限なく様々な場所を見ることが出来た。