第一回目の選挙漫遊を終えて〜秦野市議会議員選挙
秦野市議会議員選挙は定数24名のところ、36名の立候補者がいました。
私が現地入りできたのが、丸2日間。その間に17人の立候補者のお話を聞くことができました。
選挙において、直接立候補者の話を聞くことの大切さを痛感したのは言うまでもありません。
選挙公報、チラシ、ポスターというものは、立候補者の自己表現のための「作品」であり、言い方が悪いけれど、精一杯の綺麗事がたくさん詰まったただの紙きれなので、候補者そのものを表すものではありません。
私も立候補にあたり、その3点はめちゃくちゃ時間とお金をかけて全力投球で作り上げましたが、残念ながらこれは有権者の知りたい情報ではなく、100%候補者の見せたい面しか描かれていないのです。表と裏の裏の部分が丸ごと削除された超偏った一面的なものでしかありません。
典型的な例をあげると、選挙ポスター写真は何年前のものを使っても良いので、ポスターのイメージで候補者を探すと本当に見つけられない(タスキしてなければわからない)ということが、当たり前に起こります。
それだけではなく、直接会わなければわからない、その人の人間らしさ、対応する空気感、声色や言葉、弱さや迷い、振り絞った勇気や挑戦への思いは、紙切れでは伝わるはずがないのです。
実際、私が秦野市の選挙においてポスターや広報で票を投じたいと思った方と、直接お会いして話を聞いて、心から票を投じたいと思った方は、イコールではありませんでした。
今回は、全ての方とお会いすることは叶いませんでしたが、全員が自分を晒す覚悟を決めて挑戦したということだけは事実です。
その覚悟にリスペクトを込めて、これからも選挙の魅力を発信していきたいと思いました。
それに選挙漫遊を通して、秦野での素晴らしい出会いがありました。
選挙期間という一分一秒を争う貴重な時間にお話をしてくださった候補者の皆さん、支援者のみなさん、ありがとうございました。
全ての候補者にとって、当落を超えた最高の結果が訪れますように!!