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特技

気付けば小学校も半ば。
我が子が興味を持ったことは色々試してきましたが、
スポーツ、
音楽、
習字、
英語、
どの世界にも我が子よりも秀でた子がいて、自分が一番では無いことを自覚できる年齢になってしまいました。

私自身は「ピアノでは誰にも負けたくない!」と小学生時代を過ごし、気がつくと得意になっていた英語ではいつも学年で上位だった高校時代でした(大した進学校ではありませんが)。

そんな特技。
例えば落ち込んだときにピアノの演奏に没頭するだけで少し元気になれたり、受験や仕事で英語が私の力になってくれたりした経験があるので、特技は何かあるに越したことはないと思ってます。

我が子は、学校の勉強は問題ないし、色々な習い事を経験してきたので比較的なんでも難なくこなすことはできるのですが、これといった特技はありません。

時々、学校に提出する書類や宿題で「特技」を書くときに悩んでしまうのですが、ある特定の分野への「興味」が人一倍強くなる時期はあり、でもそれは得意なスキルとは言えない。

欲張りなのですが、なにか特技を自覚させてあげたいと願ってしまいます。

子ども自身も、特技がないのを自覚してなのか、興味があって身についた知識を披露することで自分の個性にしているようなところがあります。
ただ、その知識は興味がない人にとっては価値のないもの、ということも理解するようになり、ひたすら何かに没頭して調べるというようなことも少しずつ減ってきており、ますます特徴が見えづらくなっています。

人に披露なんてしなくていいんだよ。
その反応が冷たいものだったら、傷つくのは自分だから。
ただ純粋な好奇心で探求してそれを「面白い!」と共感してくれる友だちさえいれば、心は満ち足りるのではないかな?
そう考えて、我が子と同じ熱量で、興味のある分野を掘り下げてくれるような仲間に出会える居場所を与えてあげたいと願うようになりました。

そして、たどり着いたのが中学受験をして、より良い環境を与えるということでした。

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