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転職エージェントについて

15年ほど勤めた施設を去ることにした筆者。
その前から転職したいという気持ちはあり、何個かエージェントに登録していました。
転職エージェントを利用して良いか悪いかとハッキリと言うと

個人的にはアリかナシかでいえばナシですが、全てがナシとは言い切れないです。

なんてわけのわからないことを書いておりますけど、私の体験ではございますが、是非とも参考のために読んでいただければと思います。

  1. とりあえず登録してみる

  2. エージェントとも話もしてみる

  3. 面接も受けてみる

  4. 採用されたけど…

  5. 登録してわかったこと

1.とりあえず登録してみる

漠然と求人を見てみると、やはり気になるところはある。
登録しなければ見られない仕組みになっていること。
これがうまいこと出来ているんですよね…。

登録しない事には見られませんので、登録したところ…
すぐに電話がかかってくる。

まぁ、かなりの頻度でしたよ。
向こうも仕事なので勤務中にもかかわらず電話きました(笑)
ちなみに私が希望した職種は「障がい者の就労系」です。
エージェントもそれなりに探してはくれます。
必ず「良いな?」という求人は見つかりますし、履歴書や職務経歴書の添削や面接のシミュレーションもしてもらえます。

2.エージェントとも話してみる

エージェントの方との話は悪くはないです。LINEでも話は可能なので、気軽に話しても良いかと。ただ、時間はそこまでとられないという方にはおすすめしません。
エージェントと話をすると、自分を俯瞰して見られる事もあります。
気をつけて欲しいのが、紹介をするだけしてとりあえず入職をさせようとしている人は避けた方がいいです。
だって彼らは仕事なのですからそれぐらい必死なわけです。

求職している人にとっても必死なのにたまったもんじゃないですよね。

ただ、現実を伝えてくれるエージェントもいます。
「急がなくとも良い求人が出るかと思いますので、もう少し待ってみてはどうでしょうか」と
担当の方もしっかりと向き合っているのかなと思いましたね。エージェントでも「入職させたらこっちのもの」という考えがいるかもしれませんので、その見極めも必要かと思います。

3.面接も受けてみる

早く退職をしたかった筆者。
良いと思った求人がことごとく落ちてしまい、焦りも出てきました。
エージェントより生活介護の良い求人があるとの事で、エントリーしますか?の問いにとりあえず面接をすることに。

面接のシュミレーションをしてもらい、修正もしてもらえます。しかも無料でです。
今思えば、クライアントが入職したら報酬が待っているわけですから、こういうのは安いものなのかと…

面接したら必ず感想を聞かれます。
筆者が登録した「R」というエージェントは「今のお気持ちはどれくらいですか?」と聞かれます。しかも細かく「何パーセントですか?」

そんなすぐ答えられるわけないし

と思いつつ適当に答えていましたが(笑)
面接を受けたら感想を聞かれますので、そこは適度(適当ではない)に答えたら良いかと思います。


4.採用されたけど…

このパートは長くなりますがご了承を(笑)
とりあえず内定は決まりました。
内定が決まったのは良いのですが、エージェントからのプレッシャー?がちょっと引っかかりました。
「これから受けようとする事業所は全てキャンセルしてください」
「登録しているエージェントからの紹介もキャンセルしてください」

え?なんで?と思いながら、内定が決まった以上、他のところを受けさせない魂胆だったのかなと勘ぐってしまいます。

もっと疑問に感じたのは、採用に関する書類を書面でのやり取りではなく、LINEでの承認でした。
「ここを承諾ボタンを押して下さい」と言われ、言われるがままに押してしまったけど、これでいいのか?というより考える時間さえも与えられなかったのです。
詐欺ではないけど、こういう商売なのかなと冷めた感じで見てました。

そして某市の社会福祉協議会も募集しているので、そこを受けてみたいという事を正直に言ったところ「数年働いて市場価値を高めてからでも遅くないと思いますよ」とうまく乗せてきました。
私はそれに乗せられてしまいましたが(笑)

採用されたのは良いけど、何か心の中がモヤモヤしていたままです。

その心のモヤモヤなのか第六感なのかはわかりませんが、それが当たってしまうとは思いにもよりませんでした。

その会社、障がい者施設は名ばかりで、同じ系列の利用者(高齢者)を障がい者枠で入れていたのです。
オープニングだから利用者を入所するにも形はいりますでしょうが、それはないだろうと思いましたね。
生活介護といっても、知的障がい、身体障がい、精神障がいであれば利用できるので、制度としては間違っていません。

それより、この制度を利用している会社に対して不信感を抱きはじめたのです。

面接でも強度行動障がいの対応や、自閉症の方の対応など色々と話をしていたのにも関わらず、しかも働く一週間前にも利用者の事を聞かされていなかったし、入ったスタッフも「そんなところとは思わなかった」と言ってました。

エージェントは評判も良く、入職後もフォローしてもらえるとの事でしたが、さすがにこの様では耐えられませんでした。

担当の方は「申し訳ございません」と言うのみでしたが、

こちらとしては人生の一大事であって、家族を養っていかなければならないのに、こんな会社を紹介して、謝って済む問題ではない!

と心の中では言いましたが、会社の愚痴をそのエージェントにぶつけました。会社も会社で問題が多く、スタッフの一人は
「研修すると言ってもしてもらっていない」
「オープニングの前に管理者が退職したので、違う管理者になった」
「社長が視察に来たけど、あら探ししてはダメだしだけ」

なんじゃこの会社は?と思いました。

問題があるたびにエージェントに不満をぶつけ、会社もうまくいくはずもない。上司も問題ありで、自分のミスを謝罪せずに言い訳ばかりする…
この施設ではやってられないと思い、退職することにしました。

エージェントからは「退職したら収入も失うわけですし、ご家族様にも影響があると思いますのでもう少しやってみてはいかがでしょうか」とすすめられましたが、もう気持ちは退職と決めてました。
家族もそこは理解してもらえましたので、エージェントへは一応感謝の気持ちは伝えました。

また良い求人があれば紹介します…と言ってましたが、

もう利用するつもりはないです。

その後、フォローの連絡はあり、しばらくやり取りしましたが、

その担当の方は外れていました。

確かに向こうの担当には申し訳ないかもしれないですが、こちらは人生をかけておりますので、冷たい言い方になりますが、それは仕方がないでしょう。

5.登録してわかったこと

登録してわかった事ですが…

・複数のエージェントに登録している会社は良くないと思うこと
・少数だが担当の方によっては正直に伝えてくれる人もいる。
・悪質なエージェントも存在する
・登録するとしつこい電話もあるしメールもある

退職し、登録したエージェントを調べてみましたが、働いていた会社が複数のエージェントに登録してました。
そういや紹介されたのを思い出したので、これは私の失敗です。
エージェント側がうまく乗せてくれたので私も調子に乗ってしまった責任を感じております。

なので、登録するしないにしろ自由ですが、相手は仕事を探してはもらえるけど、おだてるのもプロです。
転職する場合でも、自分を俯瞰しながら探し続けることが良いかと思います。たとえ登録しても任せきりにせず動けることは動いてみても良いですね。転職してうまくいったという人もいるぐらいですし、全て否定はしません。

自分の人生をかけているわけですから、相手がいい加減な態度だったら即切っても良いと思います。

内定をもらってもおかしいと思ったら保留する事です。ダメなら断っても良いです。

これは自分の経験ですが、みなさんはそうならないかと思いますが…
法律では民法627条第一項では、入社2週間前までは辞退できますし、たとえ会社側から考え直して欲しいと言われたとしても拒否する権利はあります。これは、今回学んだ法律です(笑)

転職エージェントと会社との仕組みは詳しくはわかりませんが、休職している人を食い物にしようとしている会社もあるので、注意をしておくべきだと思いますね。

私はもう二度と使用しませんが…





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