【ICL手術体験記】#8 手術とその直後
いよいよ手術当日。
受付の後、手術の同意書を提出しました。
ちなみに、笑気麻酔は無しにしました。
気球、眼圧の検査の後、暗室で手術で使う目の写真撮影を行い、瞳孔を開く目薬をさされました。
瞳孔を開く目薬は、瞳孔がうまく開かなかったのか、時間をおいて6.7回さされました。
瞳孔が開くのを待っている間、目薬や保護メガネ等の説明を受けました。
手術3日前から2種類の目薬をさしていましたが、手術後からはもう1種類追加され、計3種類になるとのことです。
また、保護メガネ、寝る時用のアクリル製眼帯をもらいました。
・手術後1週間は基本的ずっと保護メガネを着用し、水や埃、ゴミ等が入らないようにすること。
・寝る時はアクリル製眼帯をつけ、寝てる時に無意識に触ることを防ぐようにすること。
を徹底するよう説明がありました。
その後、手術代の残り半分も支払い、いよいよ手術に呼ばれました。最初に受付してから、約2時間くらい経っており、この時点でだいぶ疲れました。
手術の準備として、不織布のガウンや帽子を着せてもらい、麻酔用の目薬をさされ、手術室に入りました。
生まれて初めての手術だったので、初めて手術室に入りましたが、とても寒かったです。夏なのもあり、半袖短パンで来たことを少し後悔しました。
手術台に横になると、右目の周りをゴムのようなもので覆われ、瞼を開く器具で固定されました。追加の麻酔目薬をさされ、手術スタートです。
まずは、目の洗浄です。
消毒液のようなものをかけられながら、上下左右言われた方向に眼球を動かし、先生が指先で直接眼球を擦り洗浄されました。
麻酔が効いているので、もちろん痛くはありません。
次にいよいよ角膜を切り、レンズを挿入していきます。
メスが目に近付いてくるのが見えるから怖いと思う方もいるかもしれませんが、実際は、めちゃくちゃ明るいライトで照らされているため、眩しくて何も見えず、全く怖くなかったです。
その後、目の中にレンズを入れられてる感覚はありましたが、麻酔の効果で痛くはありません。
手術後半、何をされているかよくわかりませんでしたが、おそらくレンズを固定する作業は少し痛みがありました。また、瞳孔を縮める目薬を刺された時も痛みがありました。
そうこういている間に右目の手術が終わりました。
正確な時間はわかりませんが、体感としては7.8分くらいでした。
続いて左目です。
右目と全く同じように進んでいきますが、既に一回体験しており、何をされると痛いかわかってしまったため、体にガチガチに力が入ってしまい、先生にリラックスするよう言われました。
左目も無事終わり、こちらも体感7.8分。
手術室に入ってから出るまでは30分もかかっていないと思います。
手術室から出ると、すぐにリクライニングチェアに座るよう言われ、そこで1時間安静にするように言われました。また、痛目止めも1錠飲みました。
手術直後は麻酔が効いているため痛くはなかったですが、しばらくすると両目とも痛みが出てきました。
20分くらいは痛みがありましたが、痛み止めを飲んだのもあり次第に痛みは引いていきました。
1時間後、診察に呼ばれ術後の目を見てもらいましたが、問題なくレンズは入っているとのこと。
翌日、(元々予約している)検診に来ることを伝えられ、本日の手術は終了、帰宅しました。
手術直後の見え方としては、白いモヤがかかっているようで、霞んでいて良く見えませんでした。
異物感と涙が止まらないため、目は全開にできず、常に半目で帰りました。
夕方からの手術だったため、帰る時には夜になっていましたが、ハロー・グレアは特に気になりませんでした。
そもそも霞んでいるうえに半目であまり見えていなかったからかもしれません。
手術当日の注意点として、スマホやテレビ、読書は最低限でと言われましたが、霞んでるし涙止まらないし、異物感はあるし、若干痛むしで、この状況で誰がスマホやテレビを見れるん?って感じでした。
帰宅後ご飯を食べ、3種類の点眼、その後アクリル眼帯をつけて寝ようとしましたが、術後でアドレナリンが出ているのか、目を触っちゃいけないというプレッシャーのせいか、なかなか寝付けませんでした。