Koyu.Travel Records.

いろいろなところに旅します。旅するごとに考えたことをここに整理・記録していきます。 別のアカウントで、読書ノートをつけてます。 https://note.com/vast_serval119

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最近の記事

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#24 台湾と日本の経済的・文化的結びつきについて

 台湾企業の日本進出は話題性がありますよね。最近だと台湾の世界的な半導体メーカー「TSMC」が、熊本にやってきたことが話題になりました。また、少し古いですが、「鴻海精密工業」が「シャープ」を買収したことには衝撃を受けた人が多かったのではないでしょうか。もっと身近な存在だと「Gong chaha(ゴンチャ)」は東京のショッピングモールだったらどこでも出店しているような印象があります。上記の例は特に台湾の人々が日本を訪れた際に感じることではないでしょうか。(当然ながら、台湾の人々

    • #41 室生寺 

       久しぶりの連休がとれたので奈良に行きたくなった。東京に住む私にとって、奈良は憧れの地になっている。3泊4日、奈良からは一歩も出ず、ただひたすらに移ろいだ。  室生寺へは近鉄名古屋駅から特急に乗り込み、室生口大野駅で降車した。駅から室生寺までは、まあまあ距離があり、歩いて行くのは難しかった。駅前には電動自転車のレンタルがあったので、それに乗ることにした。  途中、大野寺という古刹があり、立ち寄った。すこし見えづらいが、崖石に仏が彫られていることがわかると思う。  室生寺

      • #40 四万十川

         季節によって思い起こすことは人によってそれぞれだと思う。春一番の生暖かい風を感じると大学進学を機に初めて一人暮らしをしたあの東京の町を思い出すし、冬の突き刺す寒さを肌に感じると少年時代に過ごし雪が多く降り積もった秋田を思い出す。  マルセル=プルーストが『失われた時を求めて』で表現したように、「4月」や「1月」になったからそれらを思い出すのではなく、「春一番の生暖かさ」や「冬の突き刺す寒さ」といった感覚が意識の底に深く沈んでいた記憶を掘り起こすのだ。  今日、四万十川を思い

        • #39 奥多摩ー鳩ノ巣

           猛暑が続き、夕立が降る毎日。夏らしい日々が続く。容赦なく照り付ける太陽の下でコンクリートを歩くことに疲れ、ふと木々に囲まれた土の上を歩き、水の音を聞きたくなった。東京でそうした場所は奥多摩しかない。そう思い立ち、中央線に乗り込み、奥多摩の「鳩ノ巣」を目指した。「奥多摩駅」から奥多摩湖を目指すことも頭をよぎったが、やはりコンクリートをあまり見たくないと思ったためここに決めた。  駅を降りると案内マップがすぐ見つかる。素直に従い、鳩ノ巣渓谷を沿って古里駅へ行くことにした。渓谷

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        #24 台湾と日本の経済的・文化的結びつきについて

          #38 極楽寺

           この日は鎌倉の極楽寺。  江ノ電に乗り換え、満杯の電車に揺られること10分。なんとも味わいのあるフォント。 (ところで、電車から降りて江ノ電を振り返ったが、なんて魅力的なデザインなんだろうか。)  駅を降りると八幡神社の神輿を担いだお祭りが。 そして、いよいよ極楽寺へ。  極楽寺境内は夏の陽射しに照らされる緑であふれていた。   まだアジサイも咲く。  この地区は「極楽寺一丁目」という。自身の郵便に毎度記載される住民の方々はどのような気持ちになるのだろう。

          #37 春日部でクレヨンしんちゃんを感じる旅

           春日部はクレヨンしんちゃんのみんなが住む町。今日はしんちゃんが感じられるスポットを周りました。 1.イトーヨーカドー春日部店 イトーヨーカドーは原作では「サトーココノカドー」として登場します。  聖地ですからしっかり中も巡礼。  このようにイトーヨーカドー内部の3階はクレヨンしんちゃんの展示がされていました。  しんちゃんを感じられるスポットとして必見と感じました。 2.春日部市役所 続いてはイトーヨーカドーから徒歩15分ほど、春日部市役所に向かいます。途中、旧庁

          #37 春日部でクレヨンしんちゃんを感じる旅

          #36 桂浜から太平洋を。

           ドラマ『JIn-仁-』を見た。いわずと知れた名作、現代の医者が江戸時代にタイムスリップするヒューマンドラマ。本日、最終話を視聴し、大げさな表現かもしれないが、魂が揺さぶられた。特に、本ドラマのキーパーソンである坂本龍馬(内野聖陽)が斬られ、南方先生が助けることができなかったシーンは落涙必須。  このドラマは坂本龍馬を詳しく知らなかった私に興味を抱かせるのに十分すぎた。そして、土佐の桂浜にて思いを馳せる。    天気は快晴。風の吹くもよし。  このカットはまるで絵画のよう。

          #36 桂浜から太平洋を。

          #35 大山詣り

           東京から電車に揺られること約1時間。向かった先は小田急線の伊勢原駅。大山の阿夫利神社が目当てだ。大山は標高が1200m以上もあり、その頂上付近に阿夫利神社はある。ここには登山を専門としない観光客も多く訪れる。  私は大山詣りを行おうと決めた。なぜかというと、江戸時代の民衆信仰に関する話題の記事で「大山詣り」が散見されたためだ。江戸に住む庶民は私たちが思っている以上に行楽を求めた。もちろん江戸時代の行楽には様々な形が見られるが最も人々を惹きつけたのはやはり旅行だ。この旅行には

          #34 朝倉之館 一乗谷

           福井を訪れる目的が3つあった。1つは、東尋坊を一度は見ること。次に永平寺で坐禅の精神を知ること。最後は朝倉氏の足跡をたどることであった。一乗谷へは永平寺から車で20〜30分くらいだったと思う。永平寺も一乗谷も山の中にあるため、都市から走ってきた身からはどこか寂しく感じられた。  ここには戦国時代の城下町が復元されている。武家屋敷や町人屋敷などが所狭しに、しかし計画的に整然と立ち並ぶ様はおもしろい。私にとって城下町とは地図上のものであったが、ここは復元度が高く、城下町とはこう

          #34 朝倉之館 一乗谷

          #33 永平寺へ

           多くの人にとって福井県にある大寺院といえば真っ先に永平寺が思い浮かぶと思う。曹洞宗の総本山であり、鎌倉新仏教の代表格として知名度はかなり高い。開山してから800年ほどだろうか。鎌倉時代の影をそこにとどめ続ける。開祖道元は権力との結びつきを嫌ったといわれ、その影響から逃げるかのようにとても山深い地に永平寺は立つ。  山中の大寺院はやはり別世界だ。大都市から移動してきたため、なお際立って感じられる。入山中は時が進むことを忘れた。ただひたすらにその雰囲気にのまれ続けた。  曹洞

          #32 山梨へ旅行

           GWを石和温泉で満喫した。温泉旅行は温泉街を歩き回ることが醍醐味であるが、石和温泉は他とは一味違う。ここには、高級旅館やスナックが立ち並ぶ。この町の雰囲気を感じた後は山梨の各地を巡った。  最初に向かったのは桔梗屋信玄餅工場。ここには無料で入ることができる。実をいうとここに来た理由は信玄餅の詰め放題がたった200円でできると小耳に挟んだからだった。私の仕事仲間に山梨へ行く旨を伝えた際に教えてくれたのだ。工場への道中、信玄餅を想像したため生唾を飲んだ。詰め放題整理券をもらうた

          #32 山梨へ旅行

          #31 石和温泉

           GW。久しぶりに温泉旅行がしたいと思い立った。東京近郊の温泉といって思い浮かぶのは横綱クラスの草津温泉。次に箱根、伊香保、熱海といった大関クラスの温泉街を考える。しかし、GW開始直前に思い立ったがためにどこも良い宿は予約がすでにいっぱいであるか、またはGW料金で割高になっている。どうしようか。地図帳を広げ悩んでいるとふと「石和温泉(いさわ)」の文字が目に飛び込んだ。恥ずかしながら、石和温泉は名前を聞いたことがあるばかりで、どういった特徴や歴史を持つのかがわからなかった。地図

          #31 石和温泉

          #30 ウィーンの夜の町並み

           ウィーンの夜に町へ繰り出しその姿を眺めて周った。その様子を記録しておく。

          #30 ウィーンの夜の町並み

          #29 ホーフブルクとベルヴェデーレ(ウィーン)

           ハプスブルク家の王宮・離宮として建築され、現在まで残り続ける宮殿はウィーンに多いです。ウィーン滞在中に宮殿は3つまわりました。最初はシェーンブルン、次にホーフブルク、最後はべルヴェデーレです。今回はホーフブルクとべルヴェデーレの記録をつけたいと思います。 ホーフブルク ホーフブルクは建築されて以来、ハプスブルク家及び神聖ローマ帝国皇帝の王宮として利用されてきました。中は見学可能で、シシィ博物館をまわりました。シェーンブルンで買った「シシィチケット」によって、入場可能でした

          #29 ホーフブルクとベルヴェデーレ(ウィーン)

          #28 ウィーンの教会

           ウィーン旅行初日。シュテファン大聖堂とカールス教会に行きました。   シュテファン大聖堂はウィーンのカトリック教会のシンボルと言うべき存在で、かなりの人混みでした。塔がそびえ立ち、中も広くスケールの大きな教会です。初日に行ったので圧倒されました。  ちょうどニューイヤーということもあり、コンサート会場が特設されてました。会場をもの珍しそうに見ていると日本語で「こんにちは!ありがとう!」とデカい声で話しかけてくるおじさんに会いました。さらに話しかけられ親近感が湧いてくると、

          #28 ウィーンの教会

          #27 シェーンブルン宮殿

           はじめてのウィーン。記念すべき最初の地はシェーンブルン宮殿。ナポレオンがヨーロッパを席巻したあと、戦後処理としてウィーン会議が開かれましたが、その舞台がここでした。  「会議は踊る。されど進まず」で有名ですね。  はじめ、ウィーン空港からウィーン中央駅に向かい、長い移動の休憩がてらカフェに寄りました。  しかし、ウィーン中央駅からシェーンブルン宮殿まで行くための電車の乗り方がわからず、右往左往してしまいました。そんな様子を見かねて、現地の方らしきお姉さんが"May I

          #27 シェーンブルン宮殿