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少年野球 回顧録 我が子の場合 その①

こんにちは、少年野球おじです。
前回までは体験入団からご家庭の負担、道具、実際に入団した時はどのような感じか等を記事にしてきました。

これもそれも全ては長男の少年野球入団があり、それを基に書いております。

このnoteや他のThreadsでも偉そうな事を書いたり、呟いたりしていますが、長男の場合の私は本当にクソ親でした。
今思うと本当に恥ずかしい事をしたし、長男にも申し訳ないなと思う事もあります。
そういった事をここで回顧出来ればと思い、違うシリーズで記事にいたしました。

他の記事でも少し書きましたが、長男は保育園時代、野球とは無縁で私とよく釣りに行く程度であとは他の保育園児と変わらない普通の保育園児でした。

それが、小学校入学前1月の寒い日曜日。
保育園時代から仲良くさせてもらっている友達から野球の体験に行くから一緒に行こうとお誘いを受けました。
暇な私は野球か。おもろそうやな。付いていこかとノコノコ行ったのが始まりです。
私自身は小学校時代に全然本格的ではない子供会の野球をしていた程度でこの時はドアスイングさえ知らない状態です。

小学校に着き、何やらチビッ子達が一丁前にユニフォームを着て、準備をしており、その中に我が子が加わります。
誘ってくれた友達はまだ来ておらず、我が子一人でアップから練習に参加する事に。
一人だけジャージ姿ですが、皆と共に走るのも初めて、ましてまだ入学前なので、小学校に来るのも初めてです。
ランニングや柔軟体操を教えてもらいながら、なんとかやってます。
投げる練習なのか、何やらテニスラケットを頭の上をブンブン振ってます。
誘ってくれた友達も参加し、二人で始めます。

昔の動画を見返してみると、この体験入団の二人に一人のコーチが付いてくれ、投げる時の動作を教えてくれております。
声が入ってなくて、わからないのですが、何やらお尻から落ちるように?みたいな動作で教えてくれております。
初めての子にここまで親切に本格的な事を教えてくれてたのだなと今になってはこの親切さが身に沁みます。

あとは、ライトに入り、カバーの練習やティーバッティングで楽しく終わってました。

帰りに入るのか聞いてみよか〜と思った矢先に強い口調で
「俺、○○入るわ」※○○はチーム名。
結構ビックリしました。決断はやっ!!と思ったのを覚えてます。

そうしたら、グローブとか買いに行かなあかんなぁと言ってこの日は家路につきました。
この時は自分が後々、このチームの監督となり、隣チームと合併後にヘッドコーチになるなんて思いもよりませんでした。
何故なら、この日に教えてもらっているコーチ達が皆、高校野球等を経験しているものすごい人だと思っていたからです。

この日から長男と私の二人三脚での野球が始まります。
このあたりの私の日記を読み返すと、土日が楽しみでしゃあない状態になってます。
次はどんな事するんやろか?とか。平日に練習してみよかとか。
とりあえず、グローブは買いにいき、ユニフォームっぽい練習着も買いました。
グローブについては、記事を書きましたので、また寄り道していってください。

次の週には手ゴロでゴロの練習や、全く当たりませんが、トスをしてもらいバッティングの練習など。
私は息子が野球をしているだけで嬉しかったので、この日もiPhoneで撮影する為だけに付いて行っておりました。
すると、初老の方が近くに来られて、これどうぞと渡されたのが、チームの帽子でした。
いえいえ!私は見ているだけで大丈夫なので、結構です。とお断りを入れましたが、その初老の方は
「一緒に近くで野球出来るのは小学校の時だけ。中学、高校は一緒に出来ない。だから、小学校の間だけでも一緒にやりましょう」
と言っていただけました。
この言葉は後に私もお父さんコーチをお誘いする時のキラーワードとして使わせていただいております笑

今、振り返っても1年生で野球をするのは本当に難しい。
そもそもキャッチボールが出来ない。
バットにボールが当たらない。バットが振れていない。
こういった当たり前の事が当時全くわかっておりませんでした。

初打席は入団2ヶ月後。練習試合の最後に打席に立たせてくれる事に。
1球目はワンバンのボールを振り空振り。
2球目は高めを当てて真後ろにファール
3球目は高めを空振り。
全然あかんがな!と言いましたし、思ってもいました。
でも先ほどの初老の方から、
「初めての打席でバットに当たるのは先が楽しみだ」
みたいな事言ってるのです。
私からしたら「はぁ?」ですね。
これの凄さも大変さもこの時はわからないのです。

まあ、息子はニコニコ楽しそうにしているので、これで良いかと思っておりましたし、まさか息子も私もこの後どっぷり野球に浸かり、野球を中心に毎日回るなど思ってもいない状態でした。

この日に初めて他のコーチ方に夕食のお誘いを受け、ご一緒させていただきました。(夕食といえど飲みがほとんどでしたが)
で、この時にお会いするのが、後に息子を4年生まで見ていただけた次の監督さんでした。

この監督さんはラグビー出身ですが、野球出身者には無い独自の考えで少年野球に特化した練習や考え方で、確かに、んん?と思う事もありますが、私は面白く思っておりました。
野球出身者のOBの方などには逆風はありましたけどね。
この監督さん(仮名でHさんとします)のもと、長男の場合はそこそこ出来る選手になったと思っております。

この後、1年生の春からHさん監督のもと、4年生以下のチームに所属する事になる息子の話を次回以降していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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