少年野球 回顧録 我が子の場合 その⑤
こんにちは。少年野球おじです。
今回は我が子シリーズを書いていこうと思います。
前回までは2年生(新3年生チーム)となり、初ヒットも出た所までを書きました。
学年も3年生になり、ショートというポジションを与えられた1年間を書いて行きます。
スタメンでのスタート
ジュニアチーム(4年生以下)は市内のローカル大会が3月、5月に2大会。
6月後半から上の県大会に繋がる大きな大会があります。
前半期はこの県大会に繋がる大会を目指してジュニアチームは動き出します。
当時のチーム状況は自チームに6人(4年生4人、我が子も含む3年生2人)でしたので、隣の校区でのチームと合同でのチームで全て動いておりました。
なので、自チームでの練習は6人で行い、合同練習の際に9人が集まり、練習をするという流れでやっておりました。
私もコーチ経験が無い、ただの親として自分の子を見ており、肩に力が入っていたのでしょう。
毎日毎日、練習をしました。羽打ちや黄色の穴あきボールでのバッティング練習。
水曜日は早く会社を退社し、車で少し走った所の軟式ボールが打てる公園まで行き、ティーバッテイングとノックや手ゴロといった練習を鬼のようにしてました。
やはり、レギュラーとして出るのだから、しっかり練習をして、エラーをしない様に。また、バッティングでもきちんとチームに貢献出来るようにと。
でも、今思えば子供の為では無く、自分の為にやっていたのではないか?と考える時があります。
我が子が良い守備をすれば、我が子が良いバッティングをすれば、ものすごいアドレナリンが全身を駆け巡ります。
自分が草野球でヒットを打った時の何倍もの快感が体を走り、なんとも言えない達成感があります。
これを何度も経験したくて、練習をやっていたのでは無いかと今となれば思います。
子供達には子供達のスケジュールもあり、友達と遊ぶ方が楽しいに決まっている。
今となっては、練習をするなら、前日に伝えて、1時間なら1時間。時間を決めて、子供達のスケジュールも考えて練習時間としています。
そんなこんなで大会の多いシーズンに突入します。
次男坊の入団
少し寄り道になりますが、この頃2つ下の次男坊が1年生として、入団をします。
長男とは性格も違えば、野球というものに全く興味が無い状態でした。
しかも、友達がサッカーやるとの事で俺もサッカーしたいと言ってきましたが、昔からやるのも観るのも苦手なサッカーでしたので、サッカーするんやったら、家いれへんぞ!!と訳のわからない事を言って、無理やり野球をさせた経緯があります。
この選択は当時の次男坊にとっては可哀想だったかなと思いますが、今となっては、無理にでも野球をさせておいて良かったと僕自身は思っております。
何故なら、次男坊自身が野球に興味を持ってくれ、サッカーに行った友人も2年生後半から野球チームに参加してくれたからです。
しかも、うちの遺伝?的なもので長男、次男共に足が遅い!!なので、サッカーより、野球の方が適正があるのかなと今でも思います。
この次男坊、長男と違い、昔から何でも器用にこなします。
新しいゲームを買っても、上達が早いのは次男坊。
何をさせても飲み込みが早いのも次男坊。
なので、この時の私は1年生からしっかりやればプロ野球選手にもなれる!!とアホみたいな考えでしたので、次男坊には初めから左打ちにさせて練習を開始しました。
長男の時と違い、次男坊は1年生でもバッティングセンターに連れて行った際、すぐにボールに当てました。やはり、器用なのです。
でも、この時から現在に至るまで、この器用な部分がマイナスとして働き、自主練習を全くしない状態になってしまいました。
次男坊については、また間で少しづつ書いていきたいと思います。
5月の大会
地元のローカル大会での試合でした。
この日もショートでスタメンで出場。3番バッターでした。
ショートの守備も2回ほど守備機会がありましたが、しっかりアウトにとり、また、バッティングでも3打数1安打1四球と今となっては好成績ですが、当時はもっといけるだろうと、試合後もバッティングセンターに行った記憶があります。
本当に間違った親でした。
もし、この頃に帰れるなら、1安打した事、しっかりアウトに取れた事、もっともっと褒めてあげるべきでした。
でも、その時は褒めたら成長が止まる気がしていたのですね。
ここで満足するような選手になったらダメだと。
でも、これって本人が思わないと意味の無い事で親がいくら鼻息荒くしても意味はほんの少ししか無いんですね。
ここも大きな反省です。
ショートとして
3年生時、長男の能力をここでおさらいしておくと、ショートとして、捕球、送球は上手かった方だと思います。
バッティングは相変わらず、ドアスイングになり、練習ではインサイドから出るのですが、いざ試合になり、打席に立つと以前のスイングに戻ってしまう。
これの繰り返しでした。
ただ、うちの家系的なものかどうかはわかりませんが、父親も高校まで野球をしており、親戚の叔父さんらも高校まで野球をしていた人が多いです。
私も息子の野球の中で気づいたのですが、皆、肩だけは強いです。
長男も次男坊も私も父親も、そのた親戚も皆口を揃えて言うのが、肩だけは強いと言います。
でも同じように口を揃えて言うのが、足は遅いです。
肩も足も遺伝があるのかどうかわかりませんが、長男がショートの守備時にこの強い肩に頼り、足を使わずにスローイングするのを度々見ていましたので、これの修正にすごく時間がかかりました。
初めは1塁まで届かなかったので、足をしっかり使っておりましたが、届くようになってから、足を止めてスローイングをする。それでアウトになってしまうので、クセになっていた様子です。
これの修正には3〜4ヶ月かかってしまいました。
3年生のレギュラーが始まって、どのような感じで迎えたかを書きました。
次回はジュニアの1番上を目指す大会の夏季大会の様子を書いて行きたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。