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少年野球に入ったよ!!3年生編(ポジション別適正①)

こんにちは。少年野球おじです。
前回までは2年生でレギュラーを勝ち取ってやる!!その為に出来る事はどういった事があるかを記事にしてきました。
今回は3年生になり、4年生の層が相当厚いチームで無い限り、同学年の3年生の中で1番手、2番手までに入れば、スタメンも可能です。
そういった中で3年生での練習、または考え方を書いていきます。


どこのポジションか

3年生になると、ある程度野球を知っている状態を仮定して話をすると、上手ければ内野手も十分にあります。
実際、私がジュニア(4年生以下)のヘッドコーチをしていた時はショートに3年生は普通にありましたし、投手も当たり前のようにやっておりました。
適正という意味では、そのチームの状況や監督さんの考えもありますが、自分がどのポジションにつきたいか。それが重要だと思います。
では、親御さんの中でお子様の選手としての適正を見極める際にどこを見れば良いか。
一度、整理してみます。

外野手

まずは足が速い。これが大きな適正を見極める上で必要となります。
また、守備機会が少ないポジションでもありますので、打撃に自信があるか。打撃で結果を残せるか。これも一つの大事な適正になります。
いくら外野守備が上手くても、打率が2割で外野守備は問題無く捕球が出来る。打率が3割で外野守備は微妙。こうなると、スタメンは3割を使います。
そして、試合終盤でリードしている状況で、守備が上手い子を出すという形になってしまいます。
ただ、3年生としては、取りやすいポジションでもありますので、守備に関しては、カバーをしっかり出来ているか。フライ捕球を確実に捕球で出来るか。また、中途半端なフライが上がった時にしっかりダッシュして諦めずに突っ込めるかどうか。このあたりを見極めております。

内野手(ファースト)

適正を判断する際に私がよく見ているのは、ワンバンやショーバンの際に顔を逸らさずに捕球出来ているか。この1点です。
さすがに小学生なので、全ての送球を上手く捕球するのは到底無理です。
ただ、顔をそむけて、ボールから目を切ってグローブをさばいている子には絶対にファーストやキャッチャーは難しいです。
このポジションはジュニア(4年生以下)に取っては非常に重要なポジションとなります。
なぜなら、ジュニアは送球があまり上手くありません。
なので、ファーストが捕球出来るかどうかがアウト一つ取れるかどうかの境目になるので、ジュニアに関しては、結構守備が上手い選手がファーストにつく形も多く見られます。
逆に普通は重要視されるファーストでのバッティングの方よりもファーストの守備としてどうなのか。ここを見る場合が多いです。
注意点として、ジュニアで正式なファーストとしてスタメンになったからといって、ファーストミットは買わないでください。
チームにあれば一番良いのですが、買ってまで必要無いです。
この時期にファーストで出れるという事は次の年にはキャッチャーやショートなど重要なポジションにつく可能性もあります。
1年しか使わないミットは必要無いですし、3年生の今は通常のグローブで存分に手を痛めてください。
捕球時に手が痛いのは、良い所で捕れている証拠です。
ポケットでの捕球を意識してやりましょう。

内野手(セカンド)


私は3年生の時にセカンドにつくのが一番良いのでは無いかと考えております。
送球は肩力がそんなに必要ではない。
落ち着いて、前にさえボールを落とせばアウトになる。
ある程度、ゲームをわかっている必要がある。
セカンド独特の動きがあり、この時期に覚えておくと、今後非常に有利。
また、ピッチャーへの声掛けをサードやショート、ファースト、キャッチャーが上級生の場合、どのような声掛けを行っているかよくわかる。
なので、もし3年生でセカンドのポジションを与えられた際には、自分からなかなか声掛けが出来ない場合は、外野での拡声器となり、内野陣が言っている事を外野に伝える役目でも十分な役割と思いますので、ぜひオススメです。
私の場合はセカンドに3年生をつかす事は非常に多く、バッターとしても2番を任せて、バントなどの小技を磨いてもらいます。
バントの習得も含めて、セカンドの動きを把握してもらえれば、上級生になり、セカンドのポジションでやる際にスムーズにポジションの仕事が出来ます。

内野手(サード)

サードのポジションは批判もあるかもしれませんが、一番楽なポジションだと考えております。
必要な事はボールをしっかり捕球し、最低でもワンバンでファーストの捕りやすい所へ送球する技術があれば、こなせます。
なので、私の場合は守備があまり上手くない選手をサードのポジションにつけて、練習量で守備力を補っておりました。
外野フライやファーストのショーバン、ショートの動き、またはセカンドの動きなどは若干のセンスを感じさせる部分があるかと思いますが、サードは泥臭く練習量をこなせばある程度出来るポジションです。
私は中学生以降の野球経験はありませんが、草野球に参加した際は必ず、サードを守らせてもらい、根性で止めます。
それだけでも何とかやって行けるのがサードです。
サードにおける練習としては、捕球ももちろんやりますが、特に送球にこだわります。
サードは縦の動き(サードポジションからホームベースの間)が多いので、定位置での捕球の際、少し前で大きなバウンドを捕球した時、バントの時と3パターンぐらいの場所から送球練習に時間を割いておりました。
サードの球はある程度、素直な球が多いので、捕球スキルは言うほど必要では無いです。
どちらかというと、捕球エラーより圧倒的に送球エラーの方が多いぐらいなので、捕球で多少のミスをしたとしても、しっかり送球出来ればアウトになるポジションです。
送球、送球です。これが大事となります。

少し長くなりましたので、ポジション編のショートやキャッチャー、ピッチャーは次回以降に書いていきます。
念のため、お伝えしておくとポジション別に説明しているのはあくまでジュニア(4年生以下)においての感覚となります。
上級生になれば、ポジションごとの難易度に変化があります。
その際はその時に記事で書いていきたいと思います。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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