少年野球に入っても大丈夫?チーム選び編(スポーツ少年団と野球連盟)
こんにちは。
少年野球おじです。
今回は少年野球のチーム入団に対してのチーム選びや各チームの特徴やカラー、チームの方針について書いていきたいと思います。
体験入団の話があるのは、ほとんどの場合、学校のクラスメートや近所の年上(まれに年下も)の声掛けから体験入団のお誘いがあるのが多いです。
実際にうちの長男も保育園からの友人が声掛けしてくれて、体験入団に行き、そこで皆に褒め上げられて勘違いをし、入団に至りました(笑)
体験入団前に可能であればお読みいただきたい記事もありますので、載せておきます。
少年野球に関しては大きく2グループがあります。ほとんどがいずれかに属しています。
①各地区のスポーツ少年団:通称スポ少
②各地区の少年野球連盟:通称連盟
まずはこれらの違いを説明します。
・スポーツ少年団
野球だけではなく、サッカー、剣道、少林寺等、この少年団には色々なスポーツが加盟しております。
野球もその一部となり、スポーツをする上で何をするか。野球なのか、剣道なのか、はたまたそれ以外なのか。
野球を第一優先するのではなく、スポーツ少年団の行事が最優先となります。
なので、スポーツ少年団の運動会があれば、どんなに大事な試合があっても、スポーツ少年団の行事が優先。(とはいえ、トーナメント運営側も理解していただいているので、試合延期等融通していただいている事は多い)
どちらかというと、勝ちにこだわるより、学年順に試合には出場させましょう。という考えのチームも多いです。
また、監督、コーチに関しても子供達の親が監督やコーチになっている場合が多いです。
・少年野球連盟
野球をする為に入団する。皆様のイメージしている少年野球はこちらの方が近いと思います。
平日練習をしているチームもありますし、試合にスタメンで出るのは当然実力主義。
6年生の試合に5年生、または4年生が出ている事もザラにあります。
もちろん、実力があるチームが多いのが現状です。
監督、コーチに関しても親コーチもおられますが、6年生監督、5年生監督と固定での監督のパターンが多いです。
では実際、どちらの方が良いのか?
永遠のテーマですね。
スポーツ少年団でも強いチームはあります。でもずっと勝てないチームもあります。
連盟のチームでも常勝チームもあれば、そうではないチームもある。
その年代の選手レベルにもよりますが、今あるチーム力において、最大限強いチームを作れるのは、当然、連盟のチームになります。
どういう事か。
それは、スポ少野球チームでは基本的に上級学年から使うと暗黙のルールがあります。
もちろん、このルールを団で承認し、学年関係無く実力通りに選手を使っているチームもありますが、基本的には学年順です。
例えば、6年生が9名いたとします。その9名は怪我や他の理由が無い限りはスタメンとして出場する機会が多いです。
この9名の中に3名、あまり上手では無く、5年生にこの6年生より上手な選手が3名いたとします。
連盟のチームではこの5年生を使うパターンがほとんどです。
もちろん、例外もありますが、6年生がベンチから5年生を応援する形となります。
これを読んでどう感じましたか?
じゃあ、強いチームに子供を入れた方が良いのではないのか?と感じた方もおられるかと思います。
ここで考えていただきたいのは、親御さんの少年野球に入団させる目的です。
野球というスポーツを楽しんで欲しいのか。
野球を通じて、友達との輪を広げたいのか。
中学生、高校生になっても野球を続けて欲しいので、ここで基本的な事を学んで欲しいのか。
スポーツの厳しさ、不条理さ、悔しさを学んで欲しいのか。
親御さんの考え一つで自ずとどちらが良いのか見えてくると思います。
息子を例に取ると、息子はスポ少に所属する野球チームです。
1年生の時から、優しいコーチに恵まれ3年生の時から6年生の試合に出させてもらったりとチーム内では本当によくしていただきました。
6年生になった今ではショートで3番バッターです。
チーム内では上手な方だと思います。
でも、チームは9連敗。4大会連続1回戦負け。チームメイトは友達の延長。
なあなあになり、負け癖もつき、他のチームより勝ちの喜びは少ない方だと思います。
でも、あまり上手ではない、同じ学年の子と同じフィールドでやっています。
ライトの子とピッチャーやショートの子では6年生になった今では大きな差がついてますが、同じ空間で野球をしています。
この経験はもう出来ないだろうなと思うと、これも一つの貴重な体験かなと感じる所もあります。
たまに、上の大会まで進みたかったな・・・とボソっと言う時もありますが、良い所取りは出来ないのです。
今回は大きな2つの所属によっての違いを感じていただければと思います。
次回は体験入団の際、見ておく事、聞いておく事を書いていきます。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。