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少年野球 回顧録 我が子の場合 その13

こんにちは。少年野球おじです。
前回は兄弟の4年生と2年生時について記載いたしました。
今回からまた時系列に従って書いていきます。
長男の方は学童野球において目指すべき県大会予選は行われます。
そちらの1回戦の様子から書いていきます。


学童二部大会1回戦

相手は強豪チームですが、当チームも非常に強度の強い練習をこなし、どんな相手でもかなりの自信がありました。
また、この1回戦さえ乗り越えれば、優勝も可能性あるという事で非常にベンチ、選手ともに気合の入った試合でした。
先発のマウンドは長男が行きました。

内容は序盤から、先頭打者にヒットを打たれた後、牽制球の暴投や、何でもないゴロをセカンド、ショートが連続エラー。その後、もう一つセカンドフライを捕球出来ずと散々な立ち上がりです。
私もかなりイライラしてしまい、公式戦ではなく、練習試合ならバカみたいに大声を出していたと思います。
その後は三振とピッチャーゴロで3アウトにはしますが、初回に4点を先制されてしまいます。

いつものシュン太郎状態

これは6年生になった今もそうなのですが、このチーム、とにかく先制された時が弱い。
その後、皆、元気が無くなり、始まって間もない時からもう負けムードです。
この日もそんな雰囲気が漂ってました。
この時に大人である監督(まあ監督はサインなどの仕事があるので、難しいが)、コーチはどんな声掛けが有効なのでしょうか?
一概に答えは無いと思っております。チームによっても声の掛け方は変わってきますし、そのコーチのキャラクターにもよります。
私の場合はキャプテンやファースト、サードにそこからの声出しは皆に伝わり、非常に有効なので、頑張って声出ししてください!!とお願いする事があります。
この場合は打撃の時の声出しなので、1番バッター以外を集めて、まず1点、そしてまた1点返していこうと円陣を組んでくださいとキャプテンにお願いをしました。

1回の裏 攻撃

1番バッターはチームで唯一と言っていいほど、周りの空気や状況に左右されません。悪く言うと、マイペースで目の前しか見えていない。
でも、この状況であれば、先頭打者として良い仕事が出来るかなと考えておりました。
3-1からの5球目、捉えた当たりでしたが、あえなくセンターフライ。
2番バッターに回ります。
2番バッターは小柄ながらも、芯に当てるのが上手く、ヒット性の当たりも多いのですが、ここはフルカウントまで粘ったのですが、三振。
3番は長男が立ちます。
基本的にボールを選ぶバッターなので、四死球も多く、4番に繋ぐ形が多いです。
この時は初球からヒッティングをして、セカンドの深い所で捕球されますが、何とか内野安打にて出塁します。
4番バッターはいかにも4番という体の大きな選手です。
ここは3番の長男が2塁へ盗塁をした上で整いました。
まずは1点。ここで仕留めたい所と考えておりました。
カウント1-0からの2球目でした。しっかり芯を捉えた打球はセンターオーバーの2ベースヒット。
これは相手チームが強いので、2ベースにおさまりましたが、今までの対戦相手だと、少なくとも3ベースヒットにはなっていた鋭い当たりでした。
2点目が欲しい所です。続く5番バッターは典型的な1発あるのか。無いのか。
この時はフルカウントまで粘りましたが、無い日でした。
まずは1点を返し、4-1となり、再度守備につきます。

2回の表 守り

相手チームの先頭打者は9番バッター。このバッターを4級でフォアボールに。
ピッチャーとして良くない事の一つに4球で四球。しかも9番バッター。そして、ノーアウトの先頭打者。
これは厳しい言い方ですが、いつもピッチャーのエラーを伝えてます。

続くバッターにワイルドピッチでランナーは2塁へ。
この1番バッターは何とかサードフライで打ち取ります。
2番バッターはファーストゴロで仕留めたかと思いきや、2塁ランナーを刺しに行き、フィルダースチョイス。
途中、ボールの行方をしっかり見ていたランナーは2塁に進み、結局アウトを稼げず、ランナーは2塁、3塁に。
3番バッターはセカンドゴロでアウト。
そして4番です。もちろん勝負しに行きますし、クサイ所を投げるような技術も無いので、とにかく祈るのみです。
1球ボールから3球ファールとなり、決めに行った5球目でした。
ショート右を抜ける2ベースヒット。2点が入り、6-1に。
続く5番バッターには3球目を思いっきり捉えられ、右中間へホームラン。
後ほど、動画を長男と共に観てましたが、このあたりの記憶はあまり無いとの事。
次の6番バッターはデッドボール。7番バッターをファーストゴロにして、何とか3つのアウトを取りました。
ここまで8-1。ほぼ終戦です。

その後

2回の裏にヒットと内野ゴロの間に1点を返すが、その後の3回表にピッチャー交代。
そのピッチャーがなかなかストライクが入らず、四死球とワイルドピッチで12-2となる。
3回裏はヒットなどで1点を返すが、最終的に12-3となり、コールドにてゲームセット。
自信があっただけに非常に落胆しました。

この時の私のノートを見返すと、(暑さ対策必要。ピッチャー投球は40球が限度か。)、とか(ピッチャーにコントロールが無いと判断されると、とことん見てくる。ファーストストライク重要)、(野選ミスなどもあり。一つづつアウトを重ねた方が良いのでは?)などの振り返りが書いてあります。

何を言っても、ジュニア時代における一番大きな大会は地区での1回戦負けなのです。
これは子供達の実力ではなく、我々、監督、コーチの育成不足が原因だと思います。
この時も敗因を探るべく、ミーティングを行い、うちの長男一辺倒だとピッチャーもしんどいので、私はもう2人ピッチャーを作りますと伝える。
1人は小柄だが、球のスピードが遅く、相手に打ちずらい。しかしコントロールは良い。
もう1人は肩の力はそこそこあるので、球のスピードはそこそこある。コントロールは今から練習すれば良い。
ジュニアにおける公式戦は11月のジュニア大会が最後です。
もちろんここを目指す形となりますが、6年生までを考えた時にピッチャー3枚は必ず必要だと感じ、ここからピッチャーの育成に入ります。

残りの課題

やはり、ピンチに陥った時に上手く切り替えが出来ずにズルズル点差を開かれてしまう。
また、このチームには本当の意味でのリーダーがいない。キャプテンと名付いているだけで、何一つリードしていない。
また、捕手が受けるだけ。2塁に投げるだけの捕手となり、戦術やその他で他のチームの捕手より大幅に遅れている。
また、チーム打率の事(一部の選手しかヒットが出ない。後は三振か凡打)についてもメス入れが必要。
そもそも野球というものが監督、ベンチ、選手全員が相手チームより劣っている。
※この意見については、ものすごく批判を喰らいました。でも、これは今でも思っています。
監督やコーチ(もちろん私も含めて)、意識を変えて、今までの練習を否定して、新しいものを作り出さないと、うちのチームの成長より、他のチームの成長が早くなり、ずっと追いつけないと考えていました。
この考えも今でも変わっておりません。
学童野球の選手は小学生です。監督やコーチの無能さには気付かずに健気に従ってくれます。
従ってくれているのだから、こちらは結果を出さなければなりません。
ここで楽しく出来る野球が必要とは感じますが、やはり勝負事の楽しさの極限は勝ちの中にあると考えております。
これから、ジュニア最後の大会に入り、5年生、6年生と進む中で選手より、こちらのベンチ側が経験も含めて勉強すべき事が多いと感じた一戦でした。

次回は11月の最後の公式戦までの練習試合や何を変えていったのかを書いていければと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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