少年野球に入ったよ!!練習編(2年生、レギュラー奪首までその③)
こんにちは。少年野球おじです。
前回は2年生でレギュラーを取る。それにまつわるライト守備と、三振、振り逃げの大事さを記事にいたしました。
今回はそれでも
【うちのチームは4年生、3年生もたくさんいて、2年生でレギュラーは到底無理だ!】
という親御様に対しての記事となります。
4年生、3年生がたくさんいてるチームは
ものすごく良いチームです。実は2年生でレギュラー奪取とか書いてますが、本当は2年生が出れないチームの方が、子供達は絶対に上手くなります。
実際、うちの長男が2年生の時は4年生がすごく上手い子がいたので、キャッチボールであったり、フリーバッティングであったり、この4年生としている頃の成長は目を見張るものがありました。
私から見てても、同級生でやり始めた4年生の時より成長のスピードは早かったように思えます。
なので、2年生でレギュラーを取れなくても、悲観する事はありません。
上級生がたくさんいてるチームは良いチームです。
では2年生は何をするのか
練習では皆同じです。特に普段は〇〇君と呼んでいる上級生もグラウンドの中は呼び捨て、もしくは下の名前で呼んでいます。
一つ上の3年生が4年生に下の名前を呼び捨てにしておりました。
これは、野球のプレー上でも必要な事なので、私はもちろん咎めませんし、むしろ、推奨したいぐらいです。
ただ、グラウンド外に関しては、上級生に対しては君付けで呼んだ方が良いよ~とは言ってました。
親しき仲にも礼儀ありです。でもグラウンド内は関係ありません。
試合中ベンチでの動き
試合中、試合に出ていない2年生以下はほとんど喋っているか、砂いじりしているか。
これの問題点は試合に入っていない事です。
もちろん、2年生の心境もわかります。暇ですから(笑)
でも、ここで2年生、3年生になって本気で野球を取り組むならば、差をつけるのはここです。
自分がバッターボックスへ立っている気持ちでカウントをしっかり数える。
自分が守備についている感覚で、自身のポジションを良く見る。
すると、自分よりよく出来ている選手は見本になりますし、出来ていない選手は反面教師となります。
後は、ファールボールの回収、いわゆるボールボーイです。
ここでもサッといく子がいてるチームさんはやはり強い所が多いです。
それぐらいベンチメンバーも試合に集中している証拠です。
めちゃくちゃ早い子もたまにいてます。
これをチームのタオルでサッと拭いて、球審に渡しに行く。
これだけで監督、コーチからの印象はガラッと変わります。
何が大事かと言うと、ベンチメンバーも1人じゃない時が多い。
その中で、誰かを代打に出そうとした時にベンチメンバーの中で1番になっておかないとダメという事です。
私が良く言う事ですが、技術的にベンチの中で1番手の子がいます。
その子は出れないのも相まって、動きも悪い。声も出さない。
技術的には3~4番手でもこういったベンチワークを頑張っている子を出そうという気になりますし、私はそういう風に監督に進言いたします。
何故なら、頑張りを評価するのは小学生の内にしっかりしてあげたいからです。
もしかしたら、中学、高校と進み、ベンチで不貞腐れている子が代打で自分より先に出るかもしれない。
技術は向こうの方が上だから。
上に上がる程、実力主義が明確になります。
小学生の今ぐらいは頑張り主義も少しぐらいはと私は思っていますが、全国の監督さん、コーチさんの中でこの考えは少なからずあるのでは無いかと考えております。
声だしの重要性
声出しはベンチに取っても大きな仕事です。
私は無用な声出しはあまり意味が無いと思っている考えです。
お~とかへ~いとか声を単純に出すだけだと、恥ずかしさもありますし、思い切りが無いと意味がありません。
特に2年生の子は何を声出したら良いかわからない。
ここはコーチの方がベンチの選手に伝えてあげて欲しいです。
例えば「2アウトをランコーに言ってくれるか」や「ピッチャー、四球でも構わないのでしっかり腕振ろう」とか、「1打席目はレフト飛んでるぞ~」、「バッター1番ね~」とか。
今の情報を野手に発信するだけで良いのです。
これをコーチに言われずに出来るのはなかなか難しい。
5年生、6年生でやっと出来る事なので、2年生の今は何を声出しするかをしっかり伝えてあげましょう。
また、最初は本当に恥ずかしい。大きな声を出すのが恥ずかしい。
この気持ちはわかります。我々オッサンになれば、大きな声を出すのは全く恥ずかしくはありませんが、2年生の子に取れば恥ずかしいでしょう。
なので、私がいつも言うのは「センターの〇〇に伝えてくれ」と言って、言う言葉を伝えます。
すると、センターまで頑張って声を張ろうとするので、何とか聞こえる声で出せる子もいてます。
まあ、無理はせずに今出来る大きな声で大丈夫です。
ただ、今後、野手として出た時に本当に大きな声を出さないとダメなシーンはたくさんあります。
地方大会の1回戦では聞こえていた声が、決勝戦ではギャラリーも多くなり、聞こえない事も多々あります。
その時の為に今の内から訓練しておきましょう。
結論:2年生は焦らなくてよい。でも今のうちに習得しておく
2年生は本当にこれからの選手です。
出れないのは良いチームさんにいてるから。
2年生でも出さないとダメなチームは選手事情が苦しい所が多い。
ただ、本当の実力主義で2年生でも出場している子は現実的にいてるので、スタメン、レギュラーは目指すのは目指しましょう。
でも、毎週の練習や試合での日々はあっという間に終わります。
この2年生の1年間は次の年に出場する時の成績に大きく関わります。
なので、毎日毎日を出来るだけ意識を持って、練習して3年生は確定レギュラーを狙いましょう。
2年生の後半hチーム事情もありますが、内野手に挑戦する可能性もあります。
今の2年生の内に野球の当たり前の部分は体で覚えるようにしていきましょう。
2年生編はこれで終了です。
いよいよレギュラー取りが現実になってきた3年生。
次回はどういった考え、動き、練習が必要かを書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
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