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少年野球に入ったよ!!3年生編(ポジション別練習①)

こんにちは。少年野球おじです。
前回まで各ポジションの適正についてお話させていただきました。
今回は各ポジションに必要なスキル獲得に向けた練習法をお伝えさせていただきます。
こちらも段階を踏んで、今やるべき事。3年生の間に習得しておきたい事を基本に書いていきたいと思います。


外野守備練習

この時期の外野守備はとにかく安定的にフライ捕球が出来るかどうかです。
守備範囲に入ってきたフライ捕球を確実に出来るかどうか。
その後の投球動作うんぬんは5年生になってからで大丈夫です。
とにかく、フライ捕球を完璧にしておく。これだけです。

あと、誰でも出来る必要なスキルは、落下点と思われる場所まで通常の走っている時と同じスタイルで走れるか。
グローブを上にあげ、捕球体制のまま走る子が多いです。
なので、落下点まではグローブを下げて走る。これだけで落下点までの到着時間が短縮されます。
これは今しておかないと、クセになればなかなか抜けませんので、注意してください。
最後に外野手がボールを長く持つ事はありません。
瞬時に内野手へ返す意識を強く持ってください。
低学年の試合でよくあるのが、ボールを持ったまま、どこに投げたら良いのかわからないので、そのままランナーに進塁されるパターンがあります。
そうならない為にも、レフトならショート、ライトならセカンド、センターならいずれかにすぐに返球するように心がけの意識をしていきましょう。

3年生での外野守備。とにかく自分の周辺に来たフライを捕球出来るか。
それにかかってます。3年生でフライを確実に捕球出来れば、レギュラーの道が一気に開けます。
それに加え、落下点までのダッシュ、すぐに内野手への返球が出来れば、3年生とすれば完璧です。

内野手(ファースト練習)

3年生におけるファーストの練習は1,2も捕球です。
最近はグローブのウェブ部分で捕球する子が多く、それが原因で捕球出来るボールも後ろに逸らしてしまいます。
なので、キャッチボールの際からしっかりポケット部分での捕球を心がけていきましょう。
普段からポケットでの捕球を意識していると、実際の守備機会があった際、ウェブでも捕球は可能です。
初めからウェブ捕球ありきだと、届く範囲の捕球が後逸する可能性があります。
また、ジュニアのファーストの場合、ショート、サードから投げてくるボール、すなわち送球は必ずしも良い球が来るとは限りません。
逆に良い球が来る方が珍しく、ワンバンやツーバン、ショーバンから高めまで様々な所に投げ込んできます。
なので、ジュニアでの(特に3年生がファーストを守る場合は)ファーストは手でいく事も今後大事ですが、試合になれば体で止めれる準備はしておきましょう。
体で止める事が出来れば、1塁はセーフになるかもしれませんが、進塁は防げるでしょう。
練習では足をニュートラル状態からボールが来た方向へ左足(右投げの場合)を出して捕球する。
試合では送球に問題無い場合は上記の捕球方法で問題無いが、送球に乱れがあった時は体で止めれるように準備をしていきましょう。
また、ファーストゴロに関しても止めれば勝ちです。
華麗にグローブでの捕球が出来れば一番良いのですが、とにかく体で止めればファーストはアウトになる確率は高いです。

3年生でのファーストは意外にあります。
やるべき事は通常捕球に加え、送球が乱れた場合は体で止める。
また、ファーストゴロも体で止めさえ出来ればアウトになりますので、ここも体を使う。
ピッチャーカバーも出来ればなお良し。これはおいおい練習でも構いません。
※現在、私の次男坊がピッチャーとファーストの兼用で使っていただいております。
ファーストの捕球練習の際、ノック形式でファースト側に打って、捕球とベースから離れてもそれを捕り、ファーストへ帰るという練習を繰り返しております。
これである程度送球が乱れていても、落ち着いた捕球が出来ております。

内野手(セカンド練習)

セカンドのポジションを3年生で付く可能性は結構あります。
良くあるのが、2塁牽制球等はショートの上級生に任せて、セカンドは自身のポジショニング部分の捕球と、ファーストカバーが主な仕事となります。
また、2塁に入る際もセカンドが入る時が多いので、いつどこで入るのかをしっかり理解する必要があります。
ただ、3年生では基本的な動きで問題無いと思います。
ライト線にボールが飛べば、追いかけてカットに入る。センターへボールが飛べば、右寄りの場合はセカンドがカットに入る。
中継に関しては上記2点の基本を覚えておけば問題無いです。
後は、ファーストが前に出て捕球をした場合の1塁ベースカバーですね。
これは慣れない内はなかなか体が勝手に動く事はありませんが、頭で理解しながら練習を重ねていく。
セカンドゴロも落ち着いて前にさえ落とせればアウトになる可能性は高いので、しっかり捕球をした後に落ち着いてファーストへ投げる。
また、普段の練習でも捕球後、自分の左側に送球する練習をしておきましょう。
これはどういう事かと言うと、家での練習でも親御さんがノックをして、正面に投げるパターンが非常に多く目にします。
これは試合時でいうボール四つのパターンです。
私はよく言うのが、ポジション別に送球角度をしっかり学ぶべきだと考えております。
なので、セカンドの選手が普段練習する時は一番送球頻度の多い、捕球後左側に投げる練習をするべきと考えております。
これはショート、サードも同様です。

内野手(サード練習)

サードは簡単です。練習に限って言えば。
捕球練習をしっかりやり、あまり強い打球ばかりをすると、捕球に対して恐怖心が出てしまうので、今は普通のサードゴロを捕球出来るかどうかが問題です。
それより大事な事はサードは送球が命です。
送球さえ何とかなれば、アウトを稼げるポジションになります。
特にジュニアの場合はドアスイングの選手もまだまだ多いので、サードゴロが非常に多い。
なので、私は下記の練習法を取り入れました。
①定位置での捕球から股を割る状態(送球準備が出来た状態での捕球)で捕る練習。
②サードと本塁の間で左肩を落とし、グローブのみでの捕球からの送球。(ショーバン捕球のイメージ)
③②と本塁の間から素手で捕球するベアハンドでの送球練習。
上記を各10球。ボールは地面に置いた状態からのスタートです。
これを毎週土日にするだけで色々な距離感の感覚を掴めるようになり、送球が上手になります。
サードもファーストやセカンド同様、体で止める場合も多いので、その後の送球練習をしっかりやっていきましょう。

色々書きましたが、3年生で上記分が出来ておりましたら、良く出来ている方です。
今のうちに一つでも多く技術を獲得し、あとは送球なり捕球をしっかりアウトに出来る確率を上げていくだけです。
エラーやミスは誰でもあります。その確率をいかに下げていくかが大事なのです。

次回は別のポジション練習について書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

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