
少年野球 回顧録 我が子の場合 その12
こんにちは。少年野球おじです。
前回は2つ目の大会にて最終的に大敗し、その後、ジュニアの一番大きな夏の大会に向かうまでの話をしました。
今回はその夏の大会に向けて書こうと思いましたが、振り返り、我が子の2人について書いていきたいと思います。
長男4年生
この頃はあまりパワーも無く、打撃面でもホームランは出ておりません。
ただ、不思議とバットコントロールが出来ていたのかわかりませんが、ほぼセンター前にはじき返す事が出来てましたので、球の勢いが弱くても、ヒットになっておりました。
4年生の夏までで4割強ぐらいが打率です。
ただ、夜の素振りや昼の親子練習の際はものすごい数を振ってました。
僕らがそろそろ止めとけよ~と言うぐらい振ってました。
振る→結果でる→もっと振るの良い循環だったのでしょうね。
でも、私が見る限り、決して綺麗なスイングをしている訳では無かったので、少し不安ではありました。
ある日、いつも参考にされているYouTuberの方が野球教室を開校されて、うちの県内でも出来るとの事でしたので、ぜひ見てもらおうとまずは体験から申し込みました。
私のイメージはスイングを見てもらい、良いスイングを作る為に時間がかかるのでしたら、入校しスイングレベルの向上を頭に入れておりました。
体験に行き、(この時は次男坊も共に行っておりました。)5回ぐらいスイングをしたのですが、すぐにバットを置き、靴も脱ぎ、靴下も脱ぐ。
裸足になり、パルクールバーでバランスを取る体幹トレーニングをしました。これがずっとです。
この日の体験は2時間ありましたが、ずっと体幹トレーニングをしていただきました。
最後に親と話すのですが、長男の方は当然だがまだ体が出来ておらず、体幹を鍛えないと、目標とするスイングは出来ない。
今、出来る最大に良いスイングを教える事は出来るが、また筋力がついてきた時に変える必要があるので、今は本人の好きなように振ってもらい、パルクールバーやその他の器具で体幹を鍛えます。
ここに来ていただいても、スイングの練習ではなく、体幹トレーニングとなりますので、勿体ない気持ちもあると思います。
なので、ご自宅で体幹トレーニングをしてから、5年生や6年生になって来ていただいた方が良いと思います。
※次男坊については後述
との事。当時は何かよくわかりませんでしたが、とにかく、今はスイングとしては教える事は出来ない。体幹や体が出来ていない為。
なので、家でのトレーニングをしてくださいとの事なので、この日は家での
トレーニングを聞いて自宅へ帰りました。
トレーニング方法は簡単で足の指先でタオルを引き寄せる練習。(タオルギャザーというらしいです)これを3回両足する。
あとはよくある、プランクと、片足で立ってスイングをするのもありました。
通わせようかなとも考えましたが、当時から今まで水曜日の夕方から親子で自主練習をしております。
この教室は毎週火曜日か木曜日になりますので、平日の週に2回野球の練習となる。
5回の内2回は無くなる。
今は塾やその他習い事もあり、これぐらいは当然なのかもしれませんが、私はそこまでやるべきかな?と考えてしまいます。
もちろん、野球を上手になって欲しいし、今後もずっと続けて欲しい。
でも、小学生の今この瞬間はもう二度とこない時期だと考えると、友達とたくさん遊んで欲しいという願望もあります。
なので、野球教室は今は諦めて、また時期が来れば入校も考えようと話合いました。
また、この頃から目標となる高校があったみたいで、県予選を連れていけと何度か球場に足を運びました。
一人の選手が好きとかでは無く、そのユニフォームに憧れがあるみたいです。
良い事だなぁと感じ、私自身、そのような経験が無かったので、少し羨ましくも感じました。
タオルなどのグッズも揃え、今となっては何故か家族全員でそのチームを応援してます。
長男はこういった感じで、4年生のこの時期は特に何かに悩まされる事もなく、順調に野球生活を送っておりました。
本編の進行と共にまた後述しますが、後に頭打ちになる事となります。
次男2年生
保育園に通ってた時から、長男の練習や試合の際、グラウンドによく連れて行ってたので、自動的に野球をすると勝手に思っておりました。
そして、勝手に1年生の時に入団へ進もうと思った矢先、
「俺はサッカーがしたい」
と言い出すのです。
「あほな。サッカーだけは辞めてくれ」
と伝えました。
批判覚悟で言いますが、私はサッカーという競技が苦手です。
あの熱狂具合もそうですが、90分間試合を観れないのです。
おそらく、野球を1試合観れない方もおられるでしょう。
それのサッカーバージョンです。
もし、サッカー以外で、例えば柔道がしたい。ボクシングがしたい。ラグビーがしたい。こう言ってきてましたら、私はOKしていたと思います。
ただ、サッカーだけは辞めてくれと。
可哀想な事をしたかなと当時は思っておりました。
今となっては野球にしておいて良かったと言ってくれていますが、当時はもう野球ばかりで嫌やったのでしょう。
その次男坊。めちゃくちゃ練習が嫌いです。
本当にやりません。
長男と一緒に夜にバット振っといてやと伝えて一度、上からこっそり見てた時がありました。
すると、ゴルフみたいに適当に3~4回振って、水道で額を濡らして家に入って行くのです。
私が
「もう終わったんかいな?早いな」
と言うと
「短く集中や」
と。
もうね。呆れも無く、逆に尊敬しましたよ。1年生で額を濡らす行為はなかなか出来ないなと思い、まあ本人に任せようと。
2年生や3年生になり、まわりがヒット出てるのに、自分だけ出てなかったら焦りも出るだろうと。
ちなみに長男は1年生の頃からバットを振りまくって、2年生の最後、ほぼ3年生の時期に初ヒットでした。
この次男坊、この調子で練習はしっかりやっていない状況で、よく私と長男でいじってました。
「あんたがヒット出るのはおそらく4年生最後やな」と私
「いや、ワンチャン6年生までノーヒットの可能性あるぞ」と長男
どこ吹く風でそのうち出るやろと次男坊。
2年生の夏にたまたま4年生の人員が足りずに、次男坊がライト9番でスタメンに。
そして、1打席目でした。ピッチャーがワンバウンドボールを投げて普通は見逃しです。
でもそのワンバウンドボールをゴルフのように打って、センター前へ。
むちゃくちゃビックリしました。
ワンバウンドです。いつもの適当なゴルフスイング素振りはこの為か!?と思うぐらいのワンバウンドです。
帰宅後、あんたは本当にすごいな。と苦笑いで長男と祝福したのを覚えております。
でも、長男の前ではあまり言いませんが、次男坊の方がセンスを感じる時はあります。
先述の野球教室の際も、スイングが非常に綺麗なので、筋力がついても次男君はそのままのスイングで良いと思います。
器用さを見抜いてお父さんが左バッターにしたのは正解ですね。
この子は出来る子だと思うので、もう少ししたら、右でも練習をし始めてください。とおっしゃってくれました。
初めての120kmのバッティングセンターの球や、OBが来てくれた時に投げてくれるカーブなどを当たりは弱いですが、バットには当てるのです。
また、体が異常に柔らかい為、スイングに硬さがありません。
これが良いのか悪いのかわかりませんが、とにかくバッティングは全て芯で捉えています。
長男の前で次男坊を褒めすぎると、長男の練習を否定する事になりますので、あまり言いませんが、悔しいけど何かは持っているかもしれません。
ただ、体が柔らかく、ぐにゃぐにゃなので、最後の壁みたいなものが無く、投げさせるとあまり良い球は投げれません。
これも成長してからだと思います。
次男坊に関しても本編の進行と同時に書いていきますが、もちまえの要領の良さで監督やコーチからも気に入られ、キャプテンとなります。
また、別記事で書いていきます。
今回はこの時期の兄弟について書きました。
次回は長男の夏の大会について書いていきます。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。