実証実験で分かる救急搬送におけるマイナンバーカード情報活用の概要と改善点
現在の救急活動では、傷病者の情報は主に口頭で聞き取ることが一般的です。しかし、傷病者本人やその家族など関係者が病歴や受診した医療機関の名前を覚えていないこともある。また、情報源となる診察券やお薬手帳などが複数存在し、それぞれの検索に時間がかかる場合もある。
そこで総務省消防庁は、健康保険証と一体化したマイナンバーカードを救急隊が現場で読み取り、通院歴などの情報を閲覧できるオンライン資格確認を導入する方針を固めた。
救急現場で傷病者が保有するマイナンバーカードを活用して、救