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非鉄女、本気で10時打ちチャレンジしてみたレポ

お疲れ様です。

最近涼しくなってきましたね。
私は暑いのが苦手なので、これからの季節は大好きです。

そんなある日、突発的に

「出雲に行きたい!!!!!!」と思いました。

そうとなると

「サンライズ出雲に乗ってみたい!!!」とも思いました。

非鉄オタですが、スーツ交通チャンネルや、西園寺チャンネルをYouTubeで見るのが好きなので、漠然と憧れはあったのです。

そして決定打になったのは、この動画。

サンライズから、、水が、、あああ、、

このコメントにあった「廃車説」を間に受けて、乗れるうちに乗っとかにゃ!という気持ちになりました。

そうと決まれば、日程を調整します。
情報収集の段階で、金夜は激戦であると聞いていたので、会社の有給を取ることにし、木夜にターゲットを定めました。

せっかく乗るなら、1番リッチな席に乗りたい!
ということで狙いは、
シングルデラックス

そしてチケットは…

10時打ちをしてきました。

前段長くなりすみません、ここからが本題です。


確実にチケットを取る10時打ちのための作戦

ここからは、非鉄オタが我流で情報収集をし実行したことを書くので、プロのマニアの皆様が見ると「は?」と思うところもあるかもしれません。

私のように、サンライズに乗ってみたい!
でも情報がなくて困っている!人に届けばいいなと思います。

10時打ちとは

みどりの窓口に10時前に行き、10時になるのと同時にチケットを職員さんに取ってもらう方法です。
ネットを介してチケットを取るより、マルスという機械を使うそうで、より早く確実な手法らしいです。

サンライズはもちろんネットからもチケットを取れます。
こちらも乗車日の1ヶ月前10時から発売されます。

一回、このネット10時打ちにトライしてみましたが、
取れる気配が全くなく、
みどりの窓口10時打ちに踏み切りました。

駅選び

となると、どこの駅がよいのか?情報収集を始めました。

基本どのみどりの窓口も、10時少し前のタイミングが良い時に来てくれればやるよ〜というスタンスのようでした。
でも「10時打ち対応しません!」みたいな張り紙がしている駅もちらほら…

せっかくの機会、10時打ちやってもらえるか不確定なのは心細いなと考え、確実にやってもらえる「10時打ち専用レーン」があるところを狙おうと思いました。

(あとなんとなくですが、専用レーンにいらっしゃる駅員さんの方が操作に慣れてそうで安心かなと…)

ネットで調べたら、首都圏では以下の駅がヒットしました。
東京、新宿、上野、渋谷

まず、自宅から最も近い渋谷のみどりの窓口に調査をしに行きました。
結論から言うと、渋谷にはないです(2024年10月現在)

渋谷駅は開発工事中で、ネットで見た説どちらも確認できませんでした。
(タイミングの問題かもしれませんが)
「みどりの窓口は2つある」→ひとつしかなかった
「渋谷西口」→係員さんに「やってない」とはっきり言われた

次に、「東京駅丸の内地下北みどりの窓口」に行きました。

ここは専用レーンがあります!
すごくわかりやすく線も引かれているし、係員さんにも並ぶ場所を教えていただきました。

しかしこの情報はわかりやすく他のブログ等にもまとめられているため、比較的競争率が高そうでした。

ですが、家の近さ的にも新宿や上野よりも東京がいちばん近かったのでここを決戦場とすることを決めました。

事前準備

申込書を事前にもらい、家で書いておきました。
落ち着いたところで書きたかったので…

申し込み書類

どなたかが、第三希望まで書いておくといい、とシェアしていただいていたので倣いました。
結果的に、現地で駅員さんに聞かれることになるので、書いておいて大正解でした。


10時打ちのために前のり

わかってます。「ここまでしなくても…」と言われそうなことはわかっています。
でも私は確実に、この日に、シングルデラックスに乗りたい!という思いが強すぎたので、できること全てやったろうと思いました。

東京駅丸の内地下北みどりの窓口は、丸の内線から行くのがいちばん近くてわかりやすいです。
なので、赤坂見附の快活CLUBに終電で行き、始発で東京駅まで行って並びました。

わかってます。「そんなガチらなくても、普通のみどりの窓口なら9:45でも間に合うのに…」みたいなことはわかってますが。

私の家から東京駅に行こうと思うと、始発でも6時を過ぎてしまいます。
でも赤坂見附からなら東京には5:18に着きます。

こんな早起きして、1巡目に入れなかったら悔しすぎる!その一心で快活にインし、朝4時台に目を覚まし、始発の丸の内線に乗りました。


10時打ち並んでみた

そんなこんなで、私は5:20にはみどりの窓口に到着しました。
Xでは徹夜組がいるとの情報があったので、ドキドキしていましたが…

1番乗り!

1番をゲットです!
ここから10時まで、約4時間30分ここで過ごします。

ネットを漁っていたら、ここに木製の椅子が並んでいた写真を見ていたので、あわよくば貸してくれないかなぁ?という邪な思惑も込めて、駅員さんに一応並ぶところを確認します。
(椅子は…存在しませんし出してもくれません…ですよね…すみません)

5:30には後ろにもう1組、
5:45にももう1組、と人数が増えていきます。

こんな早朝の静かな東京駅、もう一生体験しないんだろうなぁと思うとテンションが上がっていました。

2人で並んでいる方々は、かわりばんこでトイレに行けたりするのですが、私はひとりのため水断ちして我慢です。

椅子問題ですが、ないことも予想していたので、
ダイソーの400円くらいの折りたたみ椅子を持って来ていました。

これ、大正解でした。

椅子を持ってきていない方々は地べたに直接座ってましたが、
結構寒いし冷たいです。

じっと並んでいると、10月でも肌寒いので、十分な防寒具とできれば簡易チェアがあると楽だと思います!

並び始めてから約1時間後の6:30には5組が待っていました。
(この日は、ど平日です)
この時点で、もう窓口ないのでは…?と思っていました。

目の前のスタバが空いて、コーヒーのいい香りがしてきますが、トイレに行けないので飲めません。
(後ろの人に声かけして、とかなら全然行けはすると思うのですが、私は荷物が多くてシンプルに億劫でした)

チーズケーキのBAKEが空いて、いい匂いがします。
並びながらスマホいじったり、PC開いて仕事したり、本読んだり、寝たり、いろいろして暇を潰します。

9:15には並び9組になりました。
(絶対後ろの方の人、1巡目じゃ取れないよ!違う窓口行きなよ!とおせっかいな心配をし始める)

9:30には事前に書いた申込書が回収されます。
ここで第三希望ぐらいまで聞いてもらえるので、紙に書いておくと早く済みます。
並んでいる人たち、私が聞こえた限りではみんなサンライズのようでした。
ツイン狙いやデラックス狙いが多かったです。

9:50ごろ、回収された申込書を返却してもらえます。
この時点で何番目か、右上に記入されています。


執念の1番!(ドヤ)

9:55ごろ、駅員さんが先導してくださり、列ごとゾロゾロみどりの窓口に入ります。結構シュール。

今日は窓口全て10時打ちのために開けてくれていました。
6組目までは1巡目で10時打ちできます。

私は1番の窓口に行きます。

係のお姉様「第一希望のシングルデラックス、禁煙か喫煙、どちらか希望はありますか?」
私「ないです、どっちでも!」
お姉様「決めない方が取りやすいので助かります」
お姉様「第二希望のシングルは、一階席と二階席の希望はありますか?」
私「ないです!!!」

という感じで、希望なしフルスロットルでお願いをします。

私も一応同時にネットのセルフ10時打ちを保険でやろうと、
スマホ画面を開いて待機します。

9:59からみどりの窓口に時報が鳴り響きます。
係の方達も素振り?みたいなカチャカチャをしてくださっています。

そして10:00の時報が鳴り響き、
私はスマホの画面を押し、次の画面で選択をしようとすると…

お姉様「シングルデラックス、取れました!」
私「あああありがとうございます!!」

特急券・寝台券

早急にクレカで決済をし、次に並んでいる方に譲ります。
決済から発券まで、2分くらいしかかかりませんでした。

喫煙席にはなりましたが、念願のシングルデラックス確保です!!!
窓口のお姉様、ありがとうございました!

振り返り

私は腕をぶん回して前泊からの始発凸しましたが、
正直ここまでしなくても大丈夫だとは思います。

でも、10時打ち日も、乗車日も、
なんの変哲もない平日に6:30で5組待ちということは、
並ぶ曜日や乗車日によってはもっと激戦かもしれません。

5時間近く並ぶのに臆してはいましたが、
準備と対策と根性さえあれば超楽しい経験でした。

東京駅を行き交う人々を観察するのも楽しかったです。
(逆に奇怪な目で見られもしましたが)

こんなに苦労して取れたサンライズ出雲、ますます楽しみになりました!
運休しませんように!!

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