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心の穴

気付いたのは大学生の頃だ。
心に穴が空いている。
遊んだり、デートした、
楽しいはずのいろんなこと何をしても
喜びが心に溜まらない。
注いだそばから抜けていく。

何をしても、何を得ても、
誰かや何かにすがっても、
空いた穴は塞がらなかった。

理由に気付いた時、
未熟さに打ちひしがれたことは、
いまでも鮮明に思い出せる。

“自分で塞ぐ”

こんな当たり前のことも見落としてた。
己の人生でありながら、
自分以外の何かで塞ぐことしか考えてなかった。

ぼくは人生を取り戻した。

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