【詩】駄馬なりに前へ
あの人に振り向いて欲しくて、
自分の魅力を考える。
考えれば考えるほど深くなる
ココロにできた劣等感。
自分だって気付いてる。
でも、受け入れたくない結論。
そうやって自分から目をそらし続け、
今日も訪れる焦燥感。
そう、僕は誰かが怖かったんじゃない
自分を知るのが怖かったんだ。
勇気を出して目を向ける。
そして、認める。
『自分にはなにもない』
今僕は道の途中にいるのだ。
人生という名の長い道のり。
今なにかを持っていないといけないのか?
持っていないからこそ、
前に進もうと思える。
認めることで始まる物語。