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トレーニングでの”骨盤前傾”大半の方は出来てない。

『60歳から始める健康学校』の栗原です。
今回はトレーニングについてお話させていただきます。

今回のテーマは『トレーニングでの”骨盤前傾”は、大半の方は出来てない』についてです。
骨盤前傾と言えば、腰を反らすイメージをするかと思います。
腰を反らして本当に前傾できていますか?
骨盤前傾をしっかりと一度考えてみましょう!

先ずトレーニングをしていて前傾をすることは一体どのような反応が身体に起きているのか、これを知らないといけません。

トレーニング時、骨盤前傾をし腰にテンションがかかってはいけませんか?
それはいけませんよ。
本来は腹部と臀筋上部にテンションがかかっていないと本当の骨盤前傾とはならないのです。

例えばラットプルのようなトレーニングを自重で行うとします。
〇膝を立て、腰は伸展(腰を伸ばす)、ゴムチューブが何かで頭の後ろでプルダウン(引く)

↑これを行うとします。
この時に大半の方は骨盤は動き、腰は伸展してない。そのことで広背筋は最大収縮を起こしていません。

ただしくは。
骨盤は動かず、腹筋と臀筋がしっかりと効きます。
そして広背筋が最大収縮を起こし、広背筋に効いてくるのです。骨盤前傾を正しく行うと上記のような状態まで身体の反応が起きます。
ですが、トレーナーでも正しくここまで効かせている人はほとんどいません。

マシーンのラットプルダウンでもそうです。
骨盤は動いていることは大半で、外腹斜筋を触っているとラットプル動作では外腹斜筋はほとんど抜けています。
正しく骨盤前傾ができていれば、骨盤は動かない、外腹斜筋はしっかりと効いています。

これらの要素があって、正しく骨盤前傾ができていることになります。
まずは一度自身の骨盤前傾を確認してみることはとても良いことです!



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