
メリーとの楽しい生活!! その②
※この話は過去に書いたものです!!

そしてその後、メリーはおてんばぶりを発揮しながらも、元気だった。
このメリーにはね、変わった所があってメリーは出べそだった。
神社とかに遊びに行った時に、石段があってそこを登るのにその出べそが擦れて赤くなって、擦りむきそうになってたので、その時は抱っこして登ってた。
その事が気になり、病院に相談に行ったけど、先生は優しく触診してくれて、出べそって言っても脂肪の固まりらしく、病気でもないのにムリに切る事はないでしょう。
といってくれて、その出べその中に腸が出てきたり、脂肪が大きくなるようだったら考えて行きましょうと言うことで様子を見ていく事になった。

それとその時、先生がメリーのお腹や背中の毛を掻き分けて見て、「湿疹が出てますね、痒がらないですか?」と聞かれたので「そういえば、最近掻いてる事がありますが…」と言うと「ちょっと検査しますね」
といってちょっとカサついてる所の皮膚を削って顕微鏡で見て、「アトピーですね、時間がかかりますし、しばらく薬とシャンプーもアトピー用のシャンプー使って下さい」と言われた。
そのシャンプーは、この動物病院の先生の手作りで、メリー専用に配合されたものだった。
診察に来る度に、メリーの皮膚の状態を見て、配合してくれてた。
そして夕食後の薬とシャンプーをもらって病院をあとにした。
シャンプーは薄めて使うタイプで、トリマーさんにも話ししてそのシャンプーを使って貰った。
もちろん、家で風呂に入れる時もそのシャンプーを使って洗った。
問題は薬で起こった。
餌はドッグフードでその錠剤はドッグフード一粒と見た目、かたち、大きさ同じくらいだったので混ぜて餌を出したが、見事にその錠剤一粒だけそのまま食べずに残してた。
翌日又、病院に行き先生に事情を話したら「じゃあ、薬を粉末にしよう、それを餌にふりかけて下さい」と言われて早速その日の夕食にふりかけた。
見事にふりかけた薬もろとも完食した。

そうして、アトピーの事も気にしながらいろんな所にメリーと遊びに行った。
車に乗ると、何時も俺の膝の上に来て運転の邪魔をするメリー。
車でバックするときは、俺と一緒に窓から後ろを覗き、俺の邪魔をするメリー。
カットするために、美容室に行ってトリマーさんに預ける。
この頃はもう慣れていて、機嫌良くトリマーさんの所に行ってた。
予約した朝の時間に預けて、昼頃迎えに行く。
メリーはこの時何時も喜んで俺の胸に飛び込んで来る。
でも、忘れずトリマーさんにもお礼をする。
メリーの精一杯の表現でトリマーさんに抱っこしてもらって、ありがとーのチューをする。
毎回恒例だった。
そんなある日、俺達家族はって言っても俺と母親だけなんだけど、四国の愛媛にいるおじさん所で不幸事があり行くことになった。
その間、娘がメリーの世話をしてくれる事になった。
俺は心配で、パーキングで止まる度に電話してた。
こんな事が後にもう一回あった。
やっぱりメリーと離れると心配で気になって仕方なかった。
あとは、悪友達と旅行とかはとりあえず断った。
飲みに行ったりして、遅く帰る事もあったけど必ず遅くなっても家に帰った。
そんな俺をメリーは、必ず玄関で迎えてくれた。
これは、仕事終わって帰った時もどんな時も玄関の扉を開けるとそこにメリーがいて、喜んで迎えてくれた。
そんな楽しい日々を送ってたある日、通院してた動物病院が閉鎖すると連絡が来た。
慌ててその病院に行き、先生に話しを聞くと、どうも先生は動物病院の救命病院に行って、ワンちゃんの命を救いたい、そしてそれをする為に動物病院の先生になった事も語ってくれた。
ホントにいい先生だったので残念だったけど、先生の熱意、思いは応援する事にした。
そして、メリーの新しい病院を紹介してくれてた。
そこの先生も、優しくいい先生だった。
さすがにシャンプーは手作りじゃあなく、動物病院で扱ってる市販のもので、メリーの状態を見てメリーにあったシャンプーを選んでくれてた。
それからしばらく時が過ぎたある日、メリーに異変が起きた。
メリーが7歳になって間もない初秋の事だった。
つづく
【笑顔STA日記部】
笑顔!!
STA!!
by
Merryhiro