まいた通りの実を結ぶ
まいた通りの実を結ぶ
№217
2025.01.16
「因果応報の法則」
すなわち、善いことをすればよい結果が生まれ、悪いことをすれば悪い結果が生まれるという法則です。
それを「善因善果、悪因悪果」といいいます。
そうはいっても「悪いことをした奴が、いい思いをしていることだってイッパイあるじゃないか」という声も聞こえてきそうです。
悪因が生きている間に悪果として現れたら、それは有り難いことです。自分自身で受け止められますから。もし生きている間に結果が出なければ、次の世で受けなければなりません。
亡くなった人は、35日(五七日)目に閻魔大王の前で裁判を受けます。閻魔大王は閻魔帳を見ながら罪状を述べます。悪いことだけではなく、生前行った善い行為についても書かれています。
閻魔大王は浄玻璃の鏡という水晶でできた大きな鏡を持っていて、本人の生前の行動がそのまま映し出されます。さらに、そのことが周りにどんな影響を与えたのか、本人の行動によって周りの人がどんな悲しい目に会ったのかまで映し出すのです。
その結果、次の行き先が言い渡されます。
再び人間として生まれるのか、天の神々の世界へ行けるのか、畜生界のブタやゴキブリ、ハエなどに生まれ変わるのか、修羅や餓鬼の世界なのか、それとも地獄行きなのか・・・
まいた種はその通りの実を結びます。
悪い種をまけば、当然求めもしない実がなります。
しかし、善い種をまけば必ず善い実をつけてくれます。
あなたの未来は、今、どんな種をまくかによるのです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます
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