人生の舵をとるのは自分
人生の舵を
とるのは自分
№196
2024.03.01
自分の人生の舵はいつも自分が握っている。右に行きたければ右に舵をとるし、左に行きたければ左に舵をとる。間違って、南極のほうに行っちゃうこともあるでしょう。だったら途中で舵の方向を変えればいいんです。ハワイに向かっているのに、ペンギンが出てきたらおかしいでしょう? 流氷が流れてきておかしいから、「これは間違った。舵の方向を変えよう」でいいんです。だって、舵を握っているのはあなたなんだから。間違いはある。だけど、自分の人生の舵を離しちゃいけないんです。
(斎藤一人『変な人が書いた 人生の哲学 』PHP文庫)
人生はいつだって変えられます。なぜなら、人生の舵は自分で握っているのですから。
とはいえ、今の生き方を大きく変えたい、しかもなるべく早く、速やかに、となると大きなリスクが伴います。
それはあたかも急ハンドルをきったり、急ブレーキをかけてしまうようなものだからです。
それよりも、ゆっくりとハンドルを切る。徐々に速度を落とす。このほうが着実ですし、安全です。
気持ちにもゆとりができますし、周りにも目を配れます。
人生もそうではありませんか?
心にゆとりを持ち、平常心で自分の変わりたい方向に心を向け、自分のペースで舵取りすれば、ゆっくりであったとしても、着実に安全に変わっていけます。間違ったと思ったら、方向変換もスムーズに対応できそうです。
自分だけに与えられた、自分だけが進むことのできる人生です。
人生という航路をしっかり舵取りしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございます