あなた以外の心の中に存在するのがあ
嫌なこと、腹の立つこと、愚痴りたいこともいっぱいあり、言い返したいこと、仕返ししたいこと(それも倍返しで)もあります。
そんな時に、幼い時から母に繰り返し言われたこと、「あなたの大きさは、あなたの心を乱すものの大きさなのですよ」「あなたには、他人の生活まで暗くする権利は、ありません」が、心によみがえってきて、自分を冷静にし、正してくれます。
いじめが後を絶ちません。
今、子どもたちの心をむしばんでいるもの、それは案外、測定できない大気中のダイオキシン。私たちが口から出している心ない言葉、表情、態度なのかもしれないのです。
笑顔の多い家庭には、必ず相互の許し合い、思いやりの言葉があります。
許すこと、ほほえみを交わし合うことを惜しまないようにしましょう。
一生の終わりに残るものは、我々が集めたものではなくて、我々が与えたものなのですから。
(渡辺和子『面倒だから、しよう』幻冬舎文庫)
「人間の最大の罪は不機嫌である」(ゲーテ)
自分の心に素直なことは、大切です。
ですが、それが他人に不快感をあたえるならば、話は別です。
私たちが口にする心ない言葉、表情、態度などが、思っている以上に相手に大きな影響を与えることがあります。
私という存在は、私以外の人の心の中に存在します。
自分の意志に関係なく、その人に映った私が、私という人となります。
どれだけ言い訳をしようともです。
この世を去ろうとも、与えたものは残ります。
あなたは、あなた以外の人の心の中に生き続けるのです。
笑顔を大切に、感謝の気持ちを届けていきたいと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございます
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