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相手に花をもたせましょう

  相手に花をもたせましょう                                        №212 
          2024.11.01

人は程度の差はあるにせよ、「自分が自分が」という気持ちがあります。

それは、誰よりも自分が一番可愛い、一番大好きだからです。自分が嫌いという人も、自分が可愛いからこそ嫌いな部分が見えてしまうのです。

ですから、他人に見てもらいたい、聞いてもらいたい、認めてもらいたい、そして褒めてもらいたいという気持ちが、ふつふつと湧き出てきます。

それ故、他人が話していのに、「私の方が知っている」「もっと面白いことがある」「私にもそんな経験がある」という思いが止められず、人の話に割り込んでしまうこともしばしばです。

相手の話に割り込んで、自分の話題に変えてしまうと、相手に不快な思いをさせるだけでなく、相手の喜びをも奪うことになります。

 相手の話への割込は、無意識の場合もありますので、人の話を聞いている時の自分を、第三者の目で見てみることが大切です。

とはいえ、割込に気づいても、無意識で行ってしまっている割込を断ち切ることはなかなか難しい。

では、どうしたらいいのでしょう。

 相手に花をもたせてみましょう。話の途中で、自分が言いたくなっても、その気持ちをグッと抑えて、「それはすごいね」とか「もっと聞きたいな」と、相手の話を聞くことに意識を向け、相手が話しやすいように仕向けてみるのです。

「言いたいのを我慢して、言い終わるまで絶対にしゃべらない」
「意見が食い違ってもすぐ反論するのではなく、一旦は受け止めてみる」
を実行してみましょう。

 相手に花をもたせてあげると、今までと違う世界が広がります。

あなたを見る、周りの目が変わっていきます。

 お読みいただきありがとうございます

 

 

 

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