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二人の異邦人による、無国籍シャンソンアルバム
57歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第91弾!
さー泣いても笑っても残り10枚で紹介も終わります。
後悔無いように気合い入れて紹介します。
「Ludic」 Sublime&JunMiyake
2010年発売
本日紹介する三宅純(みやけ・じゅん)という人物は、日本よりパリを中心としたヨーロッパで絶大な知名度を誇る作編曲家。
ヴィム・ベンダースの映画音楽を手掛けたり、ハル・ウィルナーやアート・リンゼイやアルチュール・Hなどのアルバムでも名を見かけます。
私が三宅さんと出会ったのは、1987年に発売された佐藤隆のアルバム(水の中の太陽)のアレンジャーとして。
日本にヨーロッパの香りを持ち込んだ佐藤隆作品は既に紹介済み。
よりその香りを進化させたのが三宅純のアレンジでした。
その後三宅さん本人のソロアルバムも何枚か聞いてますが、どれも本当に素晴らし内容で、他の作品も紹介に値する名盤ですが、一枚と言われたら悩みに悩んで今作にしました。
三宅純のソロ扱いですが、名義はSublime&Jun Miyakeとなっています。
Sublimeはフランスのシャンソン歌手で、素晴らしい唄声を聞かせてくれてます。
伝統的なシャンソンではなく、進化したシャンソン。
そしてメチャカッコいい!
そして持ち味である退廃的なヨーロッパの雰囲気にも溢れています。
三宅さんの真骨頂本領発揮の出来栄えです。
皆様にはレクサスのTVCMで使われた曲のライブバージョンを。
https://www.amazon.co.jp/Ludic-Jun-Miyake-Sublime/dp/B0030UO9UE#:~:text=Ludic.