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綾戸智絵の陰に隠れてしまったゴスペルシンガー

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第22弾!

1999年発売

「EXPOSURE」 越智順子

本日紹介するシンガーも知ってる人は少ないかもしれない。

括りとしてはジャズになるけど、歌のベースはゴスペル色が強いシンガー。

こう書くと私も既にnoteで紹介した綾戸智絵の名前がどうしても浮かびます。

綾戸さんのデビューは1998年だったので、たった一年後に越智さんは世に出た事になります。

でもこの一年が大きかったかもしれない。

ジャズにゴスペルの歌声は既に綾戸ブランド一色になってしまってたから。

確かに歌声のインパクトは綾戸さんの方が相当あるのも事実ですが、越智さんには越智さんの良さもあります。

パワフルだけど、優しさも併せ持つオンリーワンの歌声です。

今作はCAB RECORDというインデーズなんですが、この会社を運営している石橋敬一というベーシストが越智さんの歌声に惚れて実現したデビュー作です。

メンバーは上記の石橋さんがベースで、後はピアノだけ。

何とピアノは当時大活躍していた佐山正弘氏なんです!

選曲もジャズをメインに、スペイン(チック・コリア)コーリング・ユー(映画バグダットカフェ)ユーガッタフレンド(キャロル・キング) ロバータフラックなど。

越智さんが好きな曲だけを詰め込んだそうです。

綾戸さん程では無かったけど、人気を博し二枚目からはメジャーで制作。

しかし四枚目を制作しこれからという2008年に病気で亡くなってしまいました。

43歳と言う若さでした。

メジャー作品も総て聞きましたが、やはりこのデビュー作のパワーとシンプルさが大好きです。

皆様にはチックコリアのカバーを


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