スカンジナビア半島生まれ、ゴスペル育ち
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第87弾!
「The Gospel Truth」 Ida Sand
2011年発売
本日紹介するのはスカンジナビア半島出身のゴスペル・ジャズシンガーのイダ・サンド。
この人も知っている人は少ないかもしれない。
それは微妙なジャンルにあるかもしれない。
タイトルにもある様に、一応ゴスペル系のシンガーになるんだろうけど、所謂黒人が唄うゴスペルみたいなゴリゴリな唄い方ではない。
そしてレコードのレーベルがドイツのACTというジャズに強いレーベル。
なのでジャズのなのか、ゴスペルなのか売りが今一つ分かりづらい。
でも聞けば両方の良い部分があり、中々の名盤だと思います。
今作は選曲も面白くて、自身のオリジナル数曲にAin’t No Sun Shine(ビル・ウィザース)A Cange Is Gonna Come(サム・クック) I Wanna Know What Love Is(フォリナー)How A Talk With God(スティーヴィー・ワンダー)I Wish I Would Know(ニーナ・シモン)果ては、Like A Prayer(マドンナ)まで!
そしてバック陣はATCと言えばのニルス・ラングレンらに、ゲストにジョー・サンプル&スティーブ・ガッドという御大。
そして当時デビューして人気のあったラウル・ミドンなどが参加しています。
これだけのメンバーで悪いアルバムになる筈がないですね。
聞けば聞くほど良くなって行くスルメ系の一枚です。
ダイジェスト版がありましたので、全曲少しづつ聞いてみてください。