ドーナッツショップのウェイトレスは、クラブ歌手へと変化しました!
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第60弾!
「Jazzabelle」 マリア・マルダー
1994年発売
現在81歳になるマリア・マルダーですが、現役バリバリで活動しています。
デビューは1973年。
デビュー作(オールタイムレディ)と二枚目の(ドーナッツショップのウェイトレス)が大ヒットして、カントリーブルース界で一躍有名になりました。
特に現在でも多くの人にカバーされる(Midnight at the Oasis)は有名です。
当然この二枚は私も持ってて、若い頃よく聞きました。
そして今作が出た1990年前後からマリアの舞台がカントリーブルースからジャズ方面に転換していきます。
そのタイミングで出たのがこの一枚。
もうジャケからクラブで歌うマリアの写真。
選んだ曲は、ベッシー・スミス モーズ・アリソン ビリー・ホリディ あービー・リンカン などなど。
スタンダードではなく、一癖ある選曲もマリアらしくて面白い。
流石これがベストマッチなんです。
一聴して嵌るタイプではなく、何度も聞くと良さがドンドン出てくるタイプです。
このジャズ時代を経て、一時期ニューオリンズ音楽ばかりの時代もあったり、音楽に対するマリアの姿勢には感服します。
皆様にはラッセル・スミスというSWSのカバーを。
地味だけで何度も聞くうちに一番好きな曲となりました。