難解なJAZZでさえカラフルなPOPSに変えるキュートな歌声
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第3弾!
「Pop Pop」 Rickie Lee Jones
1991年発売
久方にかなり有名なアーティストの紹介。
リッキー・リー・ジョーンズは1979年にデビュー作(浪漫)で、いきなりグラミー賞新人賞をを受賞し、華々しくデビューした人物。
カントリーをベースにしたフォークポップのイメージが強かったんですが、二枚目のミニアルバムでジャズのカバーをして驚いたんです。
というかそちらの方が本当がやりたかったんです。
その流れで制作されたのが今作で、一曲を除いて総てジャズのカバーとなっています(一曲だけジミヘンのカバーです)。
(MY ONE AND ONLY ONE)や(BYE BYE BLACK BIRD)などの有名な曲は少々で、映画やミュージィカルの隠れた名曲を取り上げています。
この辺りの選曲はプロデューサーである、デヴィッド・ウォズの功績だと感じます。
デビット・ウォズは以前このnoteで絶賛した、ドン・ウォズとWAZ(NOT)WAZを組んでた人物。
ドンほどではないけど、デヴィットも才能ありです。
ジャズのカバーアルバム何だけど、タイトル通り滅茶苦茶ポップに感じるのは、やはりリッキーのキュートな歌声のお陰。
なので難しい音楽じゃなく非常に聞きやすいです。
バックにチャーリー・ヘイデン(B)やジョー・ヘンダーソン(SAX)という一流JAZZメン達が並んでますが、一番の功労者はギターのロベン・フォードだと思います。
元々ロック系の人でジャズ畑ではないにの、殆どの曲で印象的で心地よいギターを聞かせてくれてます。
先程言った様にJAZZアルバムなのにPOPに感じるのは、ロベン・フォードの力も大きいと思います。
今聞いても古さは感じません。
JAZZの入門編として、はたまたオーガニック系好きな人にもぜひ聞いて貰いたい一枚です。
全曲UPされてましたので、皆様に。