記念すべき300枚目は私の師匠の名盤
57歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第100弾!
遂に最後のアルバム紹介となりました。
一年半前にnoteを軽い気持ちで初めて、初めは全然読んで貰えないし、途中で辞めようかなと何度も思いましたが、少しづつ読んでくださる人も増え、100枚の予定が、200枚。
結果300枚紹介させて貰いました。
折角続けて来たので、何か別のジャンルでnote続けて行こうと思いますが、とりあえずこのシリーズは本日で完結です。
皆様ありがとうございました。
記念すべきラスト300枚目はこのアルバムです。
「KEY TO YOUR HEART」 Tyrone Hashimoto
1994年発売
本日紹介するのは日本で一早くソウルミュージックを歌い始めた、タイロン橋本というボーカリスト。
実は私東京時代にタイロン先生のボーカルレッスンに少しだけ通ってました。
諸事情で不義理をする様な形で辞めてしまい、今でも心にその後悔は残っています。
当時は今と違いソウルミュージックは日本でまだまだ認知度は低く、マニアだけの音楽でした。
そんな中タイロン氏は本場に渡り、黒人特有のリズム感を取得し唄っていた貴重な存在でした。
自身で作詞作曲もするのですが、やはりソウルの名曲のカバー曲は絶妙!
今作はその味わいのある歌声を活かした、シンプル イズ ベストの名盤だと思います。
何とあのDavid.T.Walker(G) とJoe Sample(P)が参加してるんです!
もうそれだけで涙ものです。
選曲はこんな感じです。
1.Key To Your Heart(Tyrone Hashimoto)
2.Someday We'll All Be Free( Donny Hathaway)
3.Everything Must Change(スタンダード)
4.Where Do You Go?(Tyrone Hashimoto)
5.Don't Let Me Be Lonely Tonight( James Taylor )
6.So Far Away(Carole King)
7.You've Got A Frien(Carole King)
8.You Are So Beautiful(Billy Preston)
9.Ribbon In The Sky(Stevie Wonder)
10.This Christmas( Donny Hathaway)
こんな感じです。
既にこのnoteでも紹介済みの超名曲ばかりです。
歌うたいが唄いたい曲が全部並んでる感じです。
これらの曲を、時にギターのみ、時にピアノのみ、時にギターとピアノで、タイロン氏は訥々と歌い上げます。
確かに地味なアルバムだけど、聞き込めば聞き込むほど味の出る超名盤です。
今でもお客さんが誰も来ない店で、流しているとあの当時の辛さや後悔が蘇る一枚です。
正直全然売れてないので、知る人知る一枚ですが、間違いない名盤なんで機会がありましたら、ぜひ聞いてみてください。
皆様にはデビッドのギターと、ジョーのピアノという豪華な伴奏のタイトル曲を。