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ブルース誕生100周年記念で生まれたナイスなアルバム
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第49弾!
「Martin Scorsese Presents The Blues」 KEB' MO'
2003年発売
本日紹介するのは現代ブルースを語る上で外せない存在ケヴ・モーというブルースマン。
ブルースという音楽の性質上、もう斬新な音楽は生まれないと思って所に登場したのが、ケヴ・モー。
古き良きデルタブルースを踏襲しながら、今風のソングライティングの曲もあり、デビュー作には驚かされました。
今作はブルース生誕100周年を記念して、名監督マーティン・スコセッシが製作総指揮をしたドキュメンタリー映画の企画から生まれたベスト編集盤なんです。
スコセッシ中心に、ヴィム・ヴェンダース マイク・フィギス クリント・イーストウッドなどの有名監督が夫々監督し、7本の作品が作り上げられました。
それだけでも凄い事ですが、同時に伝説的ブルースマンの企画ベスト盤も何枚かCD化されました。
ロバート・ジョンソン サン・ハウス タジ・マハール オールマン・ブラザースバンドなどのブルースマンなら必ず聞かないといけない存在から、スティーヴー・レイボーンや本日紹介するケヴ・モーの様に比較的新しい存在も網羅しています。
ケブ・モーの良さは、ギターのリズムテクニックだと思っています。
ブルース好きでないと、どうしても何曲か続けて聞いていると同じ様に聞こえて飽きてしまうのがブルースの難点。
そこをリズムを変える事で飽きさせないのは素晴らしいです。
今作はグラミー賞受賞の衝撃的デビュー作から2000年初頭までのベスト盤的内容なので、ケブ・モー初心者にも嬉しい内容となっています。
ブルース何から聞いたら分からない人には特にお勧めです。
嵌った人は、ディープな世界に勝手に嵌っていく事でしょう。
皆様にはリズムのカッコいいこの曲を。